クソ寒いのによ

 プー太郎生活601日目。

 朝起きて窓から外を見たら、一面銀世界で吐いた。しかも、まだ降り続いていやがった。

 あいつら、雪の予報を当てやがってぇ。余計なことをするな。

 11月に東京で積雪は観測史上初か。そういう日に医院の予約が入っているとはが引きが弱い。

 居間に来て温度計を見たら11.7℃であった。マンションなのに、そんなに冷えるとは、
「計算外だよ、玄大佐」

 で、暖房を入れようとリモコンの暖房ボタンを押したら、エアコンのタイマーランプが点滅し、嫌な音が鳴り響いた。そして、エアコンが作動しなかった。

 今度はコンセントを外してみてから、暖房ボタンをオンにした。が、再びタイマーランプが点滅し、エアコンが機能しなかった。

 そんな時でも、タイマーランプの点滅を見て、
「カラータイマーの点滅じゃねぇぞ」と呟いてしまうのがわしよ。

 当然、リフォーム会社に不幸の電話をした。そしたらリフォームの担当をした兄さんが出て、
「すぐに電気屋に電話を入れさせます」と言った。

 程なく電気屋から電話が掛かってきた。
「今日の午後からなら伺えます。もしかしたらエアコンそのものを取り換えることになるかもしれません」だと? 

 そういう日に限って病院の予約が午後2時半から入っているのが弱ぇ。この引きの弱さが年末年始のクソ麻雀でも再現されないことを願いたい。

 それにしても、エアコンが最初から故障って、あんだ、そりゃ。しかも、このクソ寒い日によ。

 それでも、電気ストーブがあったので助かった。1時間ほどで室温が17℃に上がった。

 もし電気ストーブがなかったら、寝室に引き籠っているところであった。寝室のエアコンは通常に作動している。

 というわけで、雪の中を大塚の医院に行ってきた。まさに八甲田山行軍であった。

 今日のような日は、美容院とか歯医者は予約のキャンセルの金太郎アメだろうな。むろん、キムラ店もだ。

 稀勢の里が日馬富士に勝った。普通なら、それで盛り上がるところだが、白鵬が照ノ富士に星を譲ったのを見ても、モンゴルシンジケートが鶴竜を優勝させようと目論んでいるのは明らかである。

 北の富士も、その辺を指摘せんかい。って、てめぇが八百長で横綱になったから、そんなことを言えた義理ではないか。

 明日は、弟がマンションに来る。言ってみれば視察である。

 色々と小言を食らうのは明らか。その覚悟はできている…。

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