後悔と言う名の地獄

 プー太郎生活636日目。

 午後から新宿のみずほ銀行に出向いた。貸金庫に入れてある実家と世田谷のマンションの登記簿を青色申告会の事務所に持って来るように、昨日の電話で青色申告会の事務所の姉ちゃんに言われていたからである。

 むろん、コピーしたものを携えて行った。ところが、登記簿は不要であった。新宿までの往復の交通費を返せ! 

 が、そんなのは大したことではなかった。今年で最も吐いた出来事があったのである。

 今日、青色申告会の事務所に初めて帳簿をしに行ったのだが、税金の65万控除の手続きの期間が過ぎていることをマンツーマンで対応した姉ちゃんに聞かされて吐き死んだのであった。

 今からだと10万控除だけになるというので、
「何とか65万控除にならないか?」と、姉ちゃんに泣きついた。そしたら姉ちゃんはベテランのおっさんを呼んできた。

 おっさんにも同じことを訴えたものの、
「申し訳ありません。今回は今からですと無理です。うちから帳簿をしに来るように書いたレターを何通か送ったはずですが…」と言われ、わしの粘りは通用しなかった。

 かぁぁ。ちゃんと青色申告会からのレターを読んでおくんだった。まさに後悔という名の地獄である。

 実は、今年の上半期に何回か青色申告会の事務所に行こうと思っていた。が、なんだかんで行きそびれた。その結果がこれだ。

 65万控除と10万控除では、国税と地方税の支払いが合わせて10万ほど違ってくる。つまり、あいつらに10万も余計にふんだくられるわけである。

 ただ、ベテランのおっさんは、今年、わしが税金を払い過ぎていたことを、平成27年度分の所得税の申告内容確認票を見て指摘してくれた。

 姉ちゃんは、それに全く気がつかなかったから、それで行って来いと考えるしかないか。

 しかし、今年の2月に税務署で申告書の作成を手伝ってくれた青色申告会から派遣されたオバサン、しょうもねぇ。道理で地方税がクソ高かったわけだ。

 青色申告会の事務所を辞して、即、税務署に殴り込みに行った。そしたらベテランのおっさんの見立て通り、税金の過払いが判明した。

 ただし、払い戻しには、しばらく時間が掛かるという。馬券の払い戻しのように、とっとと払い戻さんかい。

 馬券といえば、競馬がヘタクソな奴から確定メールが来ないな。3日はお流れか? 

 税金を10万も余計に払う以上、3日にツモるとしたら、レートはデカピンだ。奴らから取り戻すしか術がない。

 自らの怠慢が原因とはいえ、10万の損は全くシャレにならない。ワイヤレスヘッドホンの設定に成功したのも虚しいだけだ。

 いったい、わしは何のために青色申告会に、みかじめ料とも言うべき月会費を払っているんだ? 来年の税金の納付書を見たくねぇ!

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