今回はＫОされず

　プー太郎生活649日目。

　医院に行く前に、みずほのキャッシュコーナーで金を下ろした。カードがＮＧだからである。

　もし医院で田村になったら、どうなるのであろうか？　マンション麻雀と違って回銭は出ないから、警察に突き出されよう。

　今日は下剤を飲んでもＫОされなかった。おかげで持って行ったパンツ10枚が宝の持ち腐れになったわ。

　ＫОは免れたとはいえ、トイレに15回走った。他に３人検査を受けた奴がいたが、トイレに行った回数は、わしが断トツの１位であった。

　10時に下剤を飲み始め、２時半前後から検査が始まるので、一昨日と昨日のゲンダイを読んで時間を潰そうと思った。が、時間が余ってしまった。

　それで瞑想していたら、いつの間にか眠りこけてしまった。ＢＧМのナゾのバロック音楽が子守歌になったくせぇ。

　それにしても、医師の腕は本当に素晴らしい。大腸検査はもちろん、胃カメラによる検査も全く苦しくなかった。

　ただ、大腸検査の際、腹をまさぐられた感があったので、「ポリープを切除しているな」と思った。そしたら、検査後の医師との面談で、「良性と思われる大きなポリープが１つありました」と言われた。

　今回は１つか。ポリープができやすい体質は如何とも難い。

　それでも当たり牌をつかみやすい体質よりはまし。当たり牌をつかみやすい体質の奴は雀ゴロになれん。

　あに？　「ピロリ菌が除去できていませんでした」だと？　

　それは、「計算外だよ、玄大佐」。「二次除去をします」とのことで、前回とは違う飲み薬を処方された。これで除去できなかったらシャレにならんな。

　いい方面での「計算外だよ、玄大佐」だったのは、胃が全く荒れていないことであった。電車の騒音ストレスなどで胃が相当ただれていると思ったが…。

　精算の際、「胃・大腸ポリープ切除後のご注意」というプリントを渡された。注意事項で特にハガいのは、「入浴は長風呂を避け、シャワー程度にして下さい」である。

　そういうのを無視するとロクなことにならないので、今日はシャワーだけにした。シャワーだけだと、えれぇ物足りん。

　こうしてみると、とっつぁんが本当に気の毒である。かみさんに入浴を禁じられているのだからな。

　明日はトリミングだ。なんだかんだで、わしも忙しいのである…。