手紙を書き終える
プー太郎生活999日目。
トリマーに出す手紙を書き終えた。時に午後8時。
予想通り、何度も書き損じた。7度目にして、ようやくミスのないものを書くことができた。
便箋1枚という少ない字数なのに、そんなにミスるかよ。注意力のなさは救いようがない。
「P.S.小太郎に会いたいと思われましたら、ご連絡下さい」と書き添えた。
連絡があるわけがねぇ。って、期待しているに決まっているだろ。
しかし、てめぇの字のヘタクソさ加減に嫌になるぜ。ペン字を習っておけば良かったと、後悔と言う名の地獄に落ちている。
さて、新しいトリマーだが、まずまず感じが良かった。やはり不機嫌おじさんみたいな人間はトリマーに向かんな。
ただ、新しいトリマーは、わしに対して遠慮がちであった。わしが前のトリマーと親しかったのを知っているくせぇ。
新しいトリマーは、小太郎の首にバンダナを巻いてくれた。バンダナを汚さないようにせんといかん。
4月と5月のトリミングが予約で埋まっている理由がわかった。トリマーに退職者が相次いだことで人手不足だからだそうである。
退職者が相次いだ…。前のトリマーが辞めてしまったことに、まだ吐いている。
帰宅してから大相撲中継を見た。舞の海が向こう正面の解説でなかったのが良かったわ。
北の富士の口八丁は衰え知らずであった。それにしても、野郎、大坂アナに冷たかったな。
「高安は大関になってからは、遠藤と初めての対戦です」と言ったら、「そんなの関係ない」と突き放した。
大坂アナが北の富士にあまり敬体表現を使わないからか? その可能性は考えられる。
あんだ、あんだ、豪栄道と高安は。初日とはいえ、もう2人に優勝の目はないな。
わしがガキの頃から大関は暇を見ては負けている。大関を「チャンピオン」と訳すのを止めぇ。
玉鷲と遠藤がインタビュールームに来たが、テンションがだいぶ違った。
というか、遠藤のテンションが低すぎるって。あれじゃ、インタビュアーがハガい。
明日は、プー太郎生活1000日目か。記念日に生まれて初めて女性に手紙を出すたぁ、いとをかしだ…。