ザトペック3日目

 
 プー太郎生活1176日目。

 クソ〜。目覚ましに大敗を喫してしまった。

 目が覚めたのが12時半過ぎたぁ、
「計算外だよ、玄大佐」

 しかし、
「果報は寝て待て」であった。起きてすぐに保険会社から、「アンテナの料金、全額下りることになりました」の電話が入ったのである。

 12万が自腹か保険かでは天と地の差。こうなったら競馬がヘタクソな奴と12万の差し馬だ。

 しかし、奴め。4時過ぎに、
「今、ザトペック中だ。ラインは許さん」とラインしたら、「ゴホッ、ゴホッ…」と、よこしやがった。

 
「ゴホッ、ゴホッ…」は、わしの専売特許だ。真似すなや。

 むろん、それに、「ゴホッ、ゴホッ…」で返した。ザトペックが終わったら、目にものを見せたる。

 今日のザトペックもシャレにならなかった。とてもではないが、今日中には終わらん。

 小太郎にメシをやってパソコンメールを開いたら、号泣組翁からメールが来ていた。さらなる仕事の依頼メールであった。

 そんなもん、受けるに決まっとる。ザトペックに死すでも構わん。

 翁からのメールは、午後2時の発信であった。それで慌てて翁の携帯に電話した。

 が、留守録であった。翁は携帯を携帯していないので、なかなか繋がらないのである。

 時計を見たら、8時45分だった。
「ワーカホリックの翁ならまだ職場にいるかも」と思って職場に電話したら居た。

 やはり携帯を鞄に入れていたくせぇ。翁よ、頼むから携帯を携帯してくれ。

 で、明日の午後5時に前の職場に顔を出すことになった。翁に会う時間が短いのがハガい。

 というわけで、土日もザトペックと化す。土日と競馬に明け暮れる奴とは大違いになる。

 まじでザトペックに死すかもしれん…

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