稀勢の里、引退

 
 プー太郎生活1221日目。

 脱力感でいっぱいだ。なんだかんだ言っても稀勢の里を応援してきたのでな。

 わしは、あの愚直さが好きだった。そして、チョンガーであることにも好感を持っていた。

 注射相撲にも野球賭博にも無縁だった稀勢の里。それが力士寿命を縮めたような気がする。

 協会とすれば、稀勢の里に大怪我をさせた日馬富士が恨めしいだろうな。大怪我を負ったのもガチンコが故である。

 稀勢の里の記者会見を見て、もらい泣きしそうになったわ。1つの時代が終わったことは確かである。

 しかし、ここまでファンの声援を受けた力士もいなかったような気がする。

 わしはアンチ貴乃花であったが、アンチ稀勢の里というのは聞いたことがない。

 これから稀勢の里は指導者になるのか…。相撲偏差値が低いし、指導者には向いていないと思われる。

 もっと向いていないのは解説者であろう。いかんせん、口下手だからな。

 その点、北の富士の口八丁は超一流だ。野郎、弁護士にもなれたんじゃないか。

 その北の富士が今日の解説であった。ということは、録画予約した時に、わしが勘違いしたわけか。

 稀勢の里が引退を表明した日に北の富士が解説とはな。悔しいが、野郎の言うことに聞き入ってしまったわ。

 高安が気迫を見せた一番で、
「燃えるものがあったでしょうね。なきゃ男じゃないよね」と言ったのは、野郎ならではである、

 野郎は、孫弟子の北勝富士の惜敗を悔しがっていた。確かに、同体に見えた。

 それにしても、白鵬の土俵際での粘りは驚異的だ。今日も曲芸師のようだった。

 当然のことながら、今日の放送は稀勢の里イーソーであった。

 ま、そうなるわな。それだけ稀勢の里の存在が大きかったわけだ。

 今日の放送では、様々な力士の稀勢の里への思いが伝えられた。

 中でも、琴奨菊のコメントが良かった。琴奨菊と稀勢の里は戦友だったと言える。


 稀勢の里の引退で大相撲人気が下火になる可能性がある。稀勢の里の引退に相撲協会はさぞかし吐いておろう。

 今日は相撲のこと以外は書かん。それに文句は言わさん!

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