いざ新宿

 
 プー太郎生活1369日目。

 朝起きてスマホをオンにしたらメール着信音が鳴った。
「誰からか?」と思ったら、号泣組翁からだった。

 
「急ですが、今日、来られますか?」って、そんなもん、行くに決まっとる。「いざ新宿」だ。

 今日も昼食を翁と社員食堂で共にした。社員食堂はクソ安いからな。

 が、メニューの見本を見て吐いた。肉がメインの定食にはポテトサラダ、魚がメインの定食にはカボチャが3切れ付いているたぁ。

 ポテトサラダは論外。カボチャの天ぷらなら食えるが、生のカボチャはアウトだ。

 翁を前に残すわけにはいかないのでカレーにした。タンピン、もとい、単品があるのは有難い。

 食堂ではラリーと化した。これも処世術の一環よ。

 仕事を終え、新宿駅西口を歩いていたら、社民党の福島瑞穂氏が街宣カーの上でアジっていた。

 
「安倍首相には愛がありません。そんな人がやりたいのは、ただ1つ。憲法改悪です」 

 まさに、その通り。心の中で快哉を叫んだ。

 時間に余裕があれば街宣カーに同乗していた立憲民主党の福山氏や共産党の小池氏の演説も聞きたかったところである。

 が、小太郎が待っているし、閉店時間が8時の地元のスーパーで買い物の予定があったので、西武新宿駅へ歩を進めた。

 帰宅して郵便箱を開いたら、小太郎の血液検査の結果が入った封書があった。随分と早いな。

 結果は異状なしであった。このまま力石減量作戦を続けよう。

 BS放送では、交流戦を3試合放送していた。選んだのは、日本ハム−読売である。

 アンチもファンであることは認めたる。下手な読売ファンよりも読売に関して遥かに詳しいことも自負している。

 テレビをつけたら、ちょうど日本ハムが逆転する場面であった。中田が同点打。王が勝ち越しツーラン。

 中田が打ったのは、左腕の高木京介であった。中田は右バッターなのに左腕に弱いから凡打を覚悟していたが…。

 中田が左腕に弱い…。中田が常葉菊川の田中、金光大阪の植松に抑えられて、わしも吐き倒れたのは記憶に新しい。

 ついに高木京介が負け投手になったか。それは大事な場面で使ってもらったということだから、むしろ喜ぶべきであろう。

 高木京介には野球賭博のイメージが付き纏う。それは一生の十字架である。

 素人が野球賭博をやるのは何の問題もない。が、現役のプロ野球選手がやってはダメよ。

 日本ハム−読売の放送中に、大谷がサイクルヒットを達成したことが伝えられた。

 
「いざ新宿」でなかったらライブで見られたかもしれない。むろん、翁>大谷だがな。

 今日の放送では、高橋尚成が解説を務めていた。高橋尚成は今年も野球評論家としてメシを食っているわけか。

 ということは、NHK・BSのメジャー番組から降板させられたのはクソハガいということだな。

 わしは、高橋尚成の口八丁が好きだったのだが…。ただ、それを嫌う奴も多かったくせぇ。

 だとしても、メジャーでのプレー経験がない黒木知宏を新たに起用したことには疑問を感じざるを得ない。

 高橋尚成も、さぞかしハガいだろうな。今はわしもフリーの身だから、気持ちはよくわかる。

 しかし、誰が高橋尚成に引導を渡したのだろうか? 番組担当ディレクターだろうが、その役目もクソハガい。

 う〜む。広島とヤクルトの状態がシャレにならん。ともにボロ負けたぁ。

 わしの状態もシャレになっていない。それでも、武士は食わねど高楊枝を続けたる!

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