まさに薄氷の勝利

 
 プー太郎生活1444日目。

 スペインはかわい子ちゃんじゃなかったのかよ。

 録画していたスペイン戦を再生したのだが、スペインにあんなに手こずるたぁ。

 スペイン代表はイニエスタやビジャのような白人で占められているものだと思っていた。

 が、先発ピッチャーがヒスパニック面だったので嫌な予感がした。ドニミカンなどヒスパニックがメジャーを席捲しているからである。

 そしたら案の定、動くボールがまるで打てない。普段使っている金属バットから木製バットに変わったからと言っても打てなさ過ぎだ。

 
そうこうしているうちに、4回表に池田(智弁和歌山)が2点を失った。それで、ますます日本のバッターが焦った。

 6回まで1安打って、あんだ、そりゃ。しかも、その1本も内野安打。

 ようやく7回裏にツーアウト1、2塁のチャンスを作った。そこで武岡(八戸学院光星)が左中間に快打。

 解説の渡辺元横浜監督も
「同点」と確信し、わしも、「よし」という声を出した。

 が、レフトが好捕。これで、
「負けた」と観念したわ。

 キャッチャーの強肩といい、外野手の守備力といい、
「計算外だよ、玄大佐」の金太郎アメ。情報がないというのは本当に怖い。

 8回裏にスペインのピッチャーが交代した。球数制限があって助かったな。

 2番手ピッチャーから、何とかツーアウト1、2塁のチャンスを掴んだ。

 ラッキーな内野安打と相手エラーのランナーだから、本当に
「何とか」であった。

 そのチャンスに、韮沢、石川、遠藤のクリーンアップが3連続短長打。石川の同点打には録画ながら叫んだわ。

 9回は飯塚(習志野)が締めたが、まさに薄氷の勝利だった。

 たかがスペインにこの体たらく。先が思いやられる。

 とはいえ、今日の勝ちは大きい。もし落としていたらオープニングラウンドでの敗退が必至になるところであった。

 明日は南ア戦か。さすがに楽勝するだろう。
 
 号泣組翁との時間を楽しめたし、日本は勝ったしで、今日はまずますの日だった。

 しかし、今日が終わるまで、あと2時間弱ある。

 その2時間のうちに人生が終わるということはないと思うが…。

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