カルシウム不足?

 
 プー太郎生活1785日目。

 今日のティップネスは、再開以来、最も来館者が少なかった。

 個人トレーナーも手持無沙汰げに立っていた。彼らは歩合制だろうから厳しいな。

 ティップネスから帰って来て郵便受けを開けたら、動物病院から検査結果を知らせる封書が入っていた。

 あに? 
「異常値がありました」だと? 

 が、
「現時点では病気の可能性は低いです」「再検査の必要はありません」にホッとした。

 獣医からも、
「カルシウムの値が若干低いのですが、補正すると基準値に収まりますので、異常なしと判断します」との直筆があった。

 で、カルシウムの値を見たら、参考基準値が9,0~11.4のところ、8.9であった。それなら大したことないか。

 ネットで犬のカルシウム値について調べてみると、カルシウムの参考基準値を
「6.2~11.3」にしている動物病院があった。

 なら、8.9は全く問題なしということになる。やはり、そんなに心配しなくてもいいということか? 

 それでもアマゾンからカルシウム分を多く含む犬用のチーズを買うことにした。

 それを定期的に与えれば、来年の検査で引っ掛かることはあるまい。

 今、ゲンダイに元ヤクルトの飯田哲也のコラムが連載されている。

 昨日の晩遅くに読んだコラムには、飯田の高校時代のことが書かれていた。

 
「夏の東洋大姫路戦。スコアは0-1。勝てたはずの試合だったんですよねぇ。

 向こうはたったの3安打。こっちは7安打を放ち、試合内容では押していたのに…」


 木村-飯田のバッテリーの86年の拓大紅陵は拓大紅陵史上最強のチームで、当然、優勝候補だった。

 が、1回戦の組み合わせ抽選で対戦相手校が未定のシードになり、チームのリズムが狂った。

 91年の大会まで、49番目のクジを引いた高校は、5日目の2回戦の残り試合の組み合わせ抽選で、相手がやっとわかったのである。

 それは結構なハンディで、86年の拓大紅陵が岩国商に勝つまで、49番目の高校が勝利した記憶がない。

 拓大紅陵は岩国商に順当勝ちしたものの、攻撃がチグハグで、かわい子ちゃん相手に4点止まり。

 試合を見て、
「こりゃあ、まずいな。大きく勝ち進めないかもしれない」と思ったら案の定だった。

 3回戦の相手の東洋大姫路は、長谷川(元阪急)と島尾(元阪神)の両右腕を擁していたものの、チーム力では拓大紅陵が上。

 拓大紅陵が負ける相手ではなかったはずが、説明の仕様のない嵌り方をして敗れた。

 東洋大姫路の1点は、3回表に旧チームからレギュラーだった3番・山本のタイムリーツーベースによるものであった。

 その一打は、その試合における木村の唯一の失投を捉えたものだった。

 それ以上に問題だったのは、生還したランナーが球審の微妙なジャッジによるフォアボールで出たランナーだったことである。

 その後、拓大紅陵は反撃に出るが、チャンスにどうしても1本が出なかった。

 7回裏は、1死1、2塁から、5番に抜擢された2年生の左打者・網野のライト前ヒットで本塁を狙ったランナーがライトからの好返球で刺された。

 8回裏は2死2塁で、1番の好打者・谷に打席が回った。ここで東洋大姫路の梅谷監督は敬遠を指示した。

 それに、
「いやらしいことをするな」と思った。セオリーなら、逆転のランナーを敢えて出すことはしないのだが…。

 つまりは、2番・バッターの小枝が非力だったことを見抜いての敬遠策だったのである。

 2番の小枝は、拓大紅陵の小枝監督の甥っ子。春は9番だったのを情実で2番に上げたことが仇となった。

 案の定、小枝は凡退。その辺は梅谷監督の方が1枚上であった。

 9回裏は、1死から、4番・佐藤(元ロッテ)のセンター前ヒット、5番・網野の四球でチャンスを作った。

 バッターは、それまで甲子園でノーヒットの6番・加藤。加藤がウドにしか見えなかったわしは、
「代打を出せ」とテレビの前で叫んでいた。

 むろん、6番に代打はない。結果はショートゴロ併殺打で、試合終了となった。

 ちなみに、飯田は7番を打っていた。そのことからしても、86年の拓大紅陵が強力チームだったことがわかる。

 東洋大姫路の長谷川は、後にメジャーに行って、ある程度活躍した。

 そのことに対して上田利治・元阪急監督が、
「長谷川が通じるのだから、メジャーもレベルが落ちた」と言っていたのを覚えている。

 ところで、昨日の日記で、
「ジャンパー」「ジャンバー」と誤記してしまった。しかし、これはミスではなく、まじで「ジャンバー」だと思っていた。

 これはファッションに興味ゼロである以前の問題である。まったくダメだ。

 昨日の
「鮭、メンチカツ、ゆで卵、蒲鉾、ナメコの味噌汁」の夕食はド不可か…。

 まあ、そうだろうな。それに
「優」をつけるのは、てめぇにクソ甘いわしぐらいか? 

 今日の
「肉7:野菜3」の肉野菜炒めの成績は如何に? なんとか、「可」をくれ。

 明日の夕食は、今日残った野菜を使っての焼きそばにする。

 
「ペヤングソース焼きそば、具抜き!」と、雀荘で大声で注文したオヤジより遥かにましだろう。

 ともかく、癇性なわしもカルシウム不足なことは確かである。明日から牛乳をカブ飲みするか…。了

次の日へ 前の日へ
日記トップへ HPトップへ