ホームラン
プー太郎生活2027日目。
昨晩遅くに読んだ土曜発行のゲンダイに誤りがあった。それは、「異説まちまち」というコラムにおいてである。
「最近、ボクシングの井上尚弥選手が入れ墨をしている、していないでモメているようだ」
入れ墨でモメているのは井上じゃねぇ。井岡だ。
ともに「い」で始まる苗字だから間違えたのか? それにしたって、井上に失礼だ。
そもそも、校正をやった奴らが事実誤認に気がつかなかったことが「そういうこっちゃいかん」だ。
入れ墨か…。何年か前にストレッチじじぃがサウナで顔見知りのおっさんに以下のようなことを言っていた。
「俺が子供の頃は、銭湯に来ていた連中の半分は入れ墨をしていたな。なんたって下町だったからな」
わしが銭湯に通っていた頃も、入れ墨を入れていた奴がちらほらいた。わしが住んでいたのは山の手だったが。
今日は、わしを注意した男も若い太っちょも、ティップネスに来ていた。
愛想がいい若い太っちょは、色んなおっさんと知り合いになっている。
が、わしを注意した男は孤高の人間で、誰かと挨拶を交わしているのを見たことがない。
「孤高の人間」って、そんないいもんじゃねぇ。単なる得体の知れない奴だ。
というわけで、ティップネスからの帰りに、「ホームラン」の選抜ガイド号を立ち読みしてきた。
「ホームラン」の大会展望の記事は、ベースボールマガジン社の選抜ガイド号より遥かに厚みがあった。
しかし、高ぇ。1400円+税ではシャレにならん。
「ホームラン」では、以下の11校をAランクにしている。
北海、仙台育英、健大高崎、東海大相模、東海大菅生、中京大中京、智弁学園、大阪桐蔭、市立和歌山、天理、広島新庄
11校とはインフレ状態もいいところだな。ま、それだけ優勝争いが混沌としているというわけだが。
「ホームラン」は、その11校のうち、大阪桐蔭、中京大中京、東海大菅生を3強に挙げていた。
それは、わしが1月30日の日記に書いたのと同じだ。将棋はアマ6級だが、高校野球に関してはアマ2級を名乗らせてもらおう。
「ホームラン」がAランクとした天理は、ベースボールマガジン社の選抜ガイド号ではCランクである。
達、瀬と投打に超高校級の選手を擁し、奈良大会で智弁学園に完勝している天理がCランクなわけがねぇ。
ベースボールマガジン社の選抜ガイド号で天理をCとした奴には大喝だ。
多くの雑誌、スポーツ新聞が市立和歌山をAランクに評価している。
小園という大会№1投手がいるにせよ、市立和歌山は打力がないから、わしはBランクと見ている。
「ホームラン」の仙台育英の紹介においても、笹倉の「さ」の字も書かれていなかった。
笹倉がいれば大会4強の一角になったのにな。まさに、「消えた天才」である。
今日の夕食は、サバの味噌煮、野菜天、ゆで卵だった。これならホームランにはならずとも、ツーベースと見た。
ホームランか…。わしの人生でホームランは皆無だ。
いや、役満を和了ったのはホームランと言える。6巡目にチンイツ・四暗刻をツモったのは満塁ホームランであった。
競馬がヘタクソな奴も、競馬でホームランを打ったことがない。先だっての土日の成績もボロボロだったくせぇ。
1万円台の負けで済んだと思ったのは、わしの勘違いで、現在、奴の競馬資金はロボコンだそうである。
今週の土日も三振の金太郎アメだな。JRAのピッチャーからホームランを打ってっこねぇ。
さ、今日もこれからゲンダイ読みだ。ゲンダイ読みは、わしにとってはヒットである。了