リアル・ロボコン


 プー太郎生活2046日目。

 いかん。ここ2週間早起きの日々が続いたことで惰眠できない体質になったくせぇ。

 今日も10時過ぎに目が覚めてしまった。まじで、そういうこっちゃいかん。

 スマホをオンにしたら、競馬がヘタクソな奴からラインが送られて来ていたのがわかった。

 
「今日は1,900円で勝負です」(午前8時46分) 

 スマホをオフにしてから寝る習慣が功を奏したわ。そんなしょうもないラインで起こされたら堪らん。

 1,900円ということは、昨日のメインレースで1,300円勝ったということか。

 そんなもん、持ち点600点の奴がピンフのみを和了ったようなもの。すぐに飛ぶに決まっとる。

 あらためて書くまでもないが、持ち点600点の奴が
「リーチ」と発声したら、その瞬間に飛びとなる。

 そして、3人にチップを2枚ずつ払うことになる。3人に飛ばされたと見なされるからである。

 トリミングに行く途上で、また競馬がヘタクソな奴からラインが来た。

 
「今日は、現在プラス940円です」
(午後1時00分) 

 どうせメインレースまでに溶かすって。しかし、そんなチマチマした勝負で面白いのか? 

 トリミング室に着いたら、カニヘンを連れた40代と60代とおぼしき母娘がいた。

 爪切りのためだけに来たのか。爪切りは難しいから、それはわかる。

 そのカニヘンが14歳とのことで驚いた。尻尾をブンブン振るなど元気だったからである。

 小太郎も元気な状態で長生きしてくれないものか。それを切に願っている。

 トリミングを受ける前にトリマーから4月からキャンセル料が発生することを聞かされた。

 連絡のなしの場合は、施術料がそのままキャンセル料になるのか。

 やぶねぇ。昨年にキャンセル料が適応されていたら、8月にハガいことになっていたところだったわ。

 トリミングの帰りにカートの中の小太郎を見た母娘が、
「触ってもいいですか?」と声を掛けてきた。

 その母娘はリーチ・一発・ツモでヤンキー母娘とわかる感じで、実際、娘の手にタトゥーが入っていた。

 やはり犬は免罪符になる。わしが犬連れでなかったら、そのヤンキー母娘と接することは絶対になかったはずである。

 それにしても、母娘2人で暮らしているケースが多いな。わしの隣の部屋の母娘もそうだしよ。

 その場合、娘の結婚は難しいのか? 男がマスオさんにならないとなるまい。

 帰宅してから録画したNHK将棋トーナメントを見ていたら、競馬がヘタクソな奴からのライン音がした。

 
「ロボコン」
(午後4時51分) 

 購入限度額が0円たぁ、リアル・ロボコンじゃねぇか。

 次の土日での勝負は止めとけ。いや、もう競馬から引退しろ。

 わしが将棋がクソ弱いのを自覚して見る将に徹しているのを見習えって。

 今日の夕飯は、具が豚肉とジャガイモだけのカレーと鶏ささみであった。

 むろん、リアル・ロボコンだ。加点の仕様がねぇ。

 なお、わしがマスオさんになる可能性もリアル・ロボコンである。こんな偏食野郎がマスオさんになれっこねぇ。

 明日は、実に1週間ぶりにティップネスに
「ドレムラー、突進」だ。

 よって、明日の過ごし方を採点した場合、リアル・ロボコンにはならない。たぶん…。了

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