もう慣れっこ


 プー太郎生活2596日目。

 青色申告会へは約束の20分前に着いた。

 パンクチュアルなのがわしの数少ない売りだというのは、前に書いた通りである。

 受付を済ませた後、3階の待合室で待機させられた。

 ゲンダイを読み始めから5分ほどして、名前がアナウンスされた。

 そうだろう、そうだろう。間違って読まれた。

 それには、もう慣れっこだ。中学校以降、初めての授業で出欠を取る度に読み間違えられてきたからな。

 だから、表札も、
「TAKANASHI 小鳥遊」のように、ローマ字と漢字を併記したものにしている。

 そして、源氏名を有している。
「キムラ」なら間違えようがないわな。

 今日の青色申告会での指導は手短に終わった。

 むろん、入力ミスはあった。が、少しだけだったので、30分も掛からなかった。

 次回は年明けということになった。また、あっという間に年明けになるのだろうな。

 指導を受けている人から、以下のようなことを言われた。

 「私、役職が変わりまして、約束している日に急に他の用事が入ることがあり得ます。その場合は、他の者に指導を受けて下さい」 

 他の者たって、いつぞやのシャワシャワじぃさんみたいのに当たったらシャレにならん。

 わしの引きからして、嫌な予感がする。年が明けても引きの弱さに変化はないだろうし。

 年明けか…。

 帰りに寄った100円ショップで、もう来年のカレンダーが売られていたのに驚いた。

 クソ余裕で買ったものの、来年のことは考えたくもない。

 来年の年取りの日がすこぶるハガいんじゃい。

 あに? 
「仙台育英の空手部員が飲酒」だと? 

 高野連の会長が佐伯のじぃさんだったら、野球部は秋季大会へ出られなくなるはず。

 奈良の大仏よりも堅物の佐伯のじぃさんは、なんでもかんでも出場辞退にした。

 中でもとんでもなかったのは、78年の選抜で中京が出場辞退させられた件である。

 野球部員が1人も参加していない修学旅行で中京の生徒が他校の生徒と喧嘩したことで、選抜出場がアウトになったのだから。

 前年の秋季東海大会を圧倒的な強さで制した中京は、78年の選抜に出場していれば優勝候補に推されたはず。

 それがそんな理由で出場辞退とは、理不尽の究極タイガーであった。

 救いは、愛知予選を勝ち抜いて夏の甲子園大会に出場できたことである。

 その夏の甲子園大会の準決勝で、PLに0-4から逆転されたのはクソハガかったが。

 ハガいといえば、今日の照ノ富士である。またしても玉鷲に完敗した。

 5日目を終わって早くもカオス状態。今場所も誰が優勝するか全くわからん。

 そんななか、正代が今日も負けて1勝4敗となった。今場所は負け越しの番の場所ってことか? 

 というわけで、舌の痛みは治まった。痛みの原因はナゾである。

 ともかく、熱い物は食わん。今日はコンビニで買ったパン3個であった。

 もう慣れっこのデタラメな夕飯だ。それでも健康診断の結果が良ければ官軍よ。

 明日の夕飯もデタラメなものになるのは書くまでもない。了

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