明日の麻雀は中止

 
 プー太郎生活2701日目。

 朝起きて競馬がヘタクソな奴に
「田村」ラインを打とうとしたところ、奴からラインがきていたのに気がついた。

 
「あけましておめでとう。

 さて、大変申し訳ありませんが、息子がコロナっぽく(まだ確定していません)、昨日は食事を共にしています。

 今日、私はPCR検査を受けます。

 そこで相談です。もし今日結果が出て私が陰性の場合、明日はどうしましょうか?

 『開催』、『中止』のどちらかご返信を下さい。

 3人のうち1人でも『中止』の場合は中止とさせていただきます」 


 奴が陰性であっても息子が陽性だったらダメだな。

 そう思って奴に電話したら、証券マンとテッポウ野郎は、奴が陰性の場合は
「やる」とのことだった。

 おめぇら、そんなにツモりたいのか? それなら付き合ってやろうじゃないか。

 それはそうと、
「あけましておめでとう」とは、あんだ。

 「あけましておめでとうございます」と打たんかい。

 奴と奴の息子の検査結果を待ちながら、テレビ埼玉で優勝候補同士の前橋育英-昌平を見ることにした。

 ホント、テレビ埼玉が映るのは助かるぜ。

 日テレは大学駅伝の中継だから、テレビ埼玉で視聴できなかったら暴れているところだったわ。

 試合は昌平が先制したものの、前橋育英が逆転し、そのまま逃げ切った。

 試合内容からしても、その結果は順当である。

 
「今年こそ」と思って臨んだ昌平は無念であったろうが、実力差があった。

 それからすぐにtvkにチャンネルを変えたら、日大藤沢と神村学園のPK戦の場面だった。

 日大藤沢の1人目が外したのに対し、神村学園は全員が決めた。

 両校のPK戦を見ていて、
「クロアチア戦で失敗した選手よりも正確だ」と思ったのはわしだけではないだろう。

 その刹那、ライン音が鳴った。

 
「大変申し訳ありませんが、息子のコロナ陽性が判明しました。

 今朝のラインでは私のPCR検査待ちということにしていましたが、私は濃厚接触者なので、断腸の思いですが、明日は中止とさせていただきます。

 落ち着きましたら、改めましてご参集のお願いをご連絡いたします。

 この度はご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした」
 

 そうか。息子は陽性だったか。なら、しょうがない。

 無理してやったら、わしがコロナになるであろう。

 小太郎の世話があるからコロナに罹患するわけにはいかんのじゃい。

 明日は儲け損なったが、次の機会でカモってやるぜ。

 明日の中止はハガいとはいえ、有給を取っていた日に甲子園大会が雨天で中止になったほどのハガさではない。

 それと日曜日の試合が雨天で中止になった時も吐き倒れたものである。

 しかし、これで明日はやることがなくなってしまった。

 若かりし頃なら歌舞伎町のフリー雀荘に行っていただろうが。

 あ゛~、明日は何をしたらいいのか? 

 いずれにせよ不毛な日になることは確実である。デバサイ! 了


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