「3強」
プー太郎生活3379日目。
ティップネスから帰宅して郵便受けを開いたら、ゲンダイの金曜版と土曜版とともに「報知高校野球」が入っていた。
届くのが遅ぇ。五十嵐毅の捨て牌切りなみだ。
ゲンダイの前に「報知高校野球」に目を通した。
秋季大会特集号なので、「××は選抜大会で優勝候補になる」とは書かれていなかった。
だが、横浜、健大高崎、東洋大姫路が「3強」に推されるのは間違いない。
3校の強味は投手力が抜群であることである。
中でも、右腕・織田と左腕・奥村頼人と、2人の超高校級を擁する横浜が特筆される。
今年の選抜大会優勝の原動力となった佐藤が健在なら、健大高崎の投手力は横浜に匹敵かそれ以上だったが。
東洋大姫路の絶対的エースの阪下は岡田監督の指導を受けたくて東洋大姫路に入学したのか。
東洋大姫路には、そういう選手が多いと思われる。
この3校は打力もある。
横浜は関東大会と神宮大会であまり得点できなかったが、それは対戦相手が好投手の金太郎アメだったことによる。
左バッターが偏重なのが懸念されるものの、好打者揃いであることは間違いない。
「報知高校野球」は、「タレント揃いだった前チームと比べると小粒」と、健大高崎打線を評している・
とはいえ、横浜戦を見た印象からすれば、そこそこ打てるチームである。
箱山、高山、田中らが居た前チームほどの派手さがないことは確かではあるが。
東洋大姫路は、近畿大会と横浜戦を除く神宮大会で打棒が振るった。
ベストメンバーが揃えば、さらに得点力が増すはず。
このように、「3強」とか「4強」とかがはっきりしている大会は面白い。
それでいくと、82年の選抜大会の「4強」は圧巻だった。
「まず4強には、箕島、上尾、PL学園、早稲田実の東西2校ずつが文句なしに挙げられよう」(毎日新聞)
「30校の中では、PL学園、上尾、箕島、早稲田実が上位と見られる」(朝日新聞)
その「4強」がBゾーンに密集したのは記憶に新しいところである。
翌年の選抜大会で「3強」が同じゾーンに入ったら吐くな。
ましてや、箕島-上尾みたいに、初戦で横浜-東洋大姫路、健大高崎-東洋大姫路となったら絶叫マシーンになるぞ。
秋の戦いぶりから見て、「3強」に続くのは、早実、智弁和歌山、明徳義塾といったところか?
って、まだ早実の出場は確定ではないが。
いや、そんなことはない。神宮枠が関東に来たからには、東京から2校選出されるのは確実である。
返す返すも都大会の決勝戦で、和泉監督のシャワシャワな選手起用で二松学舎に負けたのが悔やまれる。
というのも、神宮大会で東洋大姫路との対戦が見たかったからである。
新チームの早実は投打にまとまっているから、そこそこ戦えたと思うが。
智弁和歌山はわしが大型チーム詐欺に遭った前チームほどの破壊力はなさそうだが、戦力は充実しているようである。
下手に大型チームでない方が甲子園で上位に進出できるかもしれん。
明徳義塾は左腕・池﨑が健在である。
神宮大会で横浜に0-2で負けた試合後に馬淵のおっさんが、「今日は横浜の日だった」と言ったということは、自分のチームに自信を持っているということであろう。
「報知高校野球」で死んだ子の歳を数えてしまった。
大阪桐蔭の戦いぶりとメンバーをチェックしたのである。
大阪桐蔭が近畿大会の初戦で負けたのは14年ぶりか。
敗因は打てなかったことと申告敬遠が裏目に出たことである。
大阪桐蔭の2番手ピッチャーの中野が背番号7で外野手登録になっていた。
それで84年の箕島の杉本を思い出したのだから。わしの頭の中の時間が止まっていることがわかるというものである。
ここでプロ野球について書きたい。
日刊スポーツのサイトの「巨人、中日自由契約のRマルティネスと契約合意間近か」に吐いた。
ライデル・マルティネスが読売に入団したらシャレにならんぞ。
ただ、報知にはそのことが載っていない。
なので、ガセの可能性がある。というか、そうであって欲しい。
ヤクルトが大谷に「50-50」を許したマーリンズの右腕と契約したことを知った。
ストレートの平均が155㎞たって、今シーズンの防御率が5点台では…。
それにしても解せないのは、ヤクルトがヤフーレとロドリゲスを自由契約にしたことである。
早速、楽天がヤフーレを獲得した。それからしてもヤフーレをリリースしたことが理解できん。
散歩から帰ってきてから夕飯まで「報知高校野球」に首ったけだったので、まだゲンダイを読んどらん。
よって、これからゲンダイ読みだ。
「その時間は肥沃な時間だ」と、今日も強調しておきたい。了