今日も今日とて、エステに行って来た。これで1週間に4回である。
スペシャルわしは2年間のフリーチケットを買っているので、行けば行くほど得になる。向こうも、わしがこれほど暇人であり、来られまくられるとは予想していなかったようだ。そこで敵は新たなるボッタクリの手を繰り出してきた。
今日、帰ろうとしていたら、今日の担当だった‘しこたま’姉ちゃんが 、 「お話がありますので別室にどうぞ」と言ってきた。
や、やばい。別室では、かつてマネジャーに嵌められたことがある。今度も良からぬことがあるに相違ない。まさに恐怖の別室連行である。
・別室での会話
姉ちゃん:この前、スタッフでカルテミーティングしたんですよ。
わ し:は?
姉ちゃん:その時、わたしが「キムラ様って、ひげが濃いので脱毛すればもっと素敵になるんじゃないかしら」と言ったら、みんな、「そうよね」と同調してくれたんですよ。
わ し:…。
姉ちゃん:どうでしょう? ひげを脱毛して、もっと素敵になりませんか?
わ し:え、そんなこと考えたこともありませんよ。…スペシウム光線発射
姉ちゃん:私、最初、キムラ様はひげの脱毛で来られたと思っていたんですよ。今日見たらひげがアオアオとしていたので、本当にひげの脱毛がいいかなぁと思いました。…スペシウム光線、効かず
わ し:でも、もうお金ありませんよ。…ウルトラブレスレットを繰り出す
姉ちゃん:ですから、月2万円というご負担にならないコースを考えました。これなら如何でしょう?…ウルトラブレスレット、跳ね返される
わ し:え、そういう問題ではなくて、ひげの脱毛は柄じゃないので…。
ここで、今度店長に昇格するエース的美女が部屋に入ってきた。まさに、巨大化したナックル星人がブラックキングに加勢した、あの恐怖の場面の再現である。
美女2人に挟撃されたわしの運命や如何に?
エース的美女:キムラ様はひげが濃いので、怖く見えるんですよ。ひげを永久脱毛されると、爽やかな感じになると思いますよ。
おい、いつぞや、わしが「僕って、怖く見えるでしょ?」と聞いたら、「いえ、全然怖く見えませんよ」と言っていたじゃねぇか。やっぱりあれはウソだったのか。
それから2人による猛攻が始まった。ほどなく帰ってきたウルトラマン同様、わしは磔(はりつけ)になった。もうこれ以上は書けまへん。
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