ネイルアート


 2003年4月3日

 今日は午後から帰って歌舞伎町の漫画喫茶で高校野球の決勝戦を観戦し、その後、そこから目と鼻の先にあるエステに行った。高校野球に心を奪われていたので、エステに行くのは久しぶりである。

 今回は今一番のお気に入りの人に当たり、大満足であったが、技術を受けている傍らから、新しく来た店長が、「1年後、うちでネイルアートの技術を始めるんですよ。キムラ様も如何ですか?」だと。  

 
おい、おい、おい。ネイルアートなんて、男がやるもんじゃねぇよ。ましてや、このわしが。ネイルアートなど、わしにとってヒゲの永久脱毛以上に不毛な技術だ。

 しかし、店長は、「爪って、けっこう女性の人に見られているもんですよ。爪にマニキュアを塗るのがいいかもしれませんね」と続けた。

 
だから、そんなもん、やらねぇって。

 わしがそう思っていることを知ってか知らずか、さらに店長は、「足の指もやりましょう」だと。

 アホか。女じゃあるめぇし、外では素足にならんのだから、足の爪の手入れなどしても意味がないわい。  

 うむ〜、これは1年後が思いやられるなぁ。どう敵の攻撃を撃退するか。


 冷たく断ったり、びしっと拒否したりすればいいのだが、わしは気が弱いので、そういうことができないんだよ。ましてや美女が相手だと。

 それにしても、よくいろんなボッタクリの戦法を考えるものである。敵ながら天晴れだ。

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