テレビ朝日の松井康真
いまだかつて、これほど野球のことを知らなかったアナウンサーは記憶にない。
まず、基本的なルールがわかっていなかった。そして、常に状況把握ができていなかった。バカな質問をしょっちゅうして解説の大下剛に、「今のは送りバントの場面じゃないでしょ」などと冷たく言われていたもんである。
この男がさらにむかつくのは、野球をロクに知らないくせに盲目的に巨人ファンだったことである。
当然、選手のこともよく知らず、いつぞや解説の北別府に、「北別府さんは何歳くらいから技巧派に転向しましたか?」と聞いていた。北別府は若い頃からジジくせぃピッチングをしてたんだよ。また北別府に、「北別府さんは敗戦処理をしたことがありますか?」と尋ねて、脇にいた大下に、「200勝ピッチャーに失礼でしょ」と一喝されていた。
あまりのひどさに視聴者からクレームの嵐だったのだろう。どうも、この男、野球放送から降ろされたくせぃ。正直、この男が野球放送から退いてホッとしている。
にしても、こんな奴がプロ野球の実況をしていたなんて、野球のアナウンサーを目指して夢破れた人達が哀れというものである。
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