「ビーズ」聞き取り調査

　今日は水曜日である。しかし、今日がわしにとっての週始めなのだ。

　それは結構なことなのであるが、日曜日まで仕事だから、このまま順調に試合が消化されると、ワールドシリーズを生で見られないということになる。

　いっそのこと、今日は途中で中止になってほしかったわ。でも、それだと松井の決勝打は生まれなかったわけか…。 　

　先だって、「『ビーズ』とやらを女のグループと思っていた」と言ったら異常にバカにされたので、今日、職場のおっさん達に聞き取り調査をしてみた。

　そしたら、８人中５人が「『ビーズ』など聞いたこともない」と、怪訝そうな顔で言っていた。ちなみに、その５人中４人が45歳以上かつチョンガーである。

　わしは名前だけはいちおう知っていたので、その５人よりはましと言えよう。ただし、「ビーズ」の曲はただの一曲も知らんが…。これって、目クソ鼻クソか？ 　

　こうしてみると、我々が「悲しみ組」に属しているのがよくわかるというもの。とにかく、女性が職場に１人としていないのだ。しかも、もう何年も。

　１人でも女性がいれば、その手の話題も出ようが…。この男子校状態、なんとかしてくれ〜。

※その昔、「『グレイ』を知っているか？」と聞かれ、「プロレスラーの『レネ・グレイ』なら知っているけど、ただの『グレイ』は知らん」と答えたら、禁治産者扱いをされた。しかし、「グレイ」って、そんなに有名なのか？ 　

　そういや、今年のヒット曲、何も知らんなぁ。来年の選抜の入場行進曲は、いったい何の曲になるのか、皆目見当もつかん。今年の「大きな古時計」が良かっただけに、今からその落差が心配である。 　

　ところで、昨日の昼以来、アホ後輩から連絡がない。それはそうと、「うちの『××ちゃん』」というのはやめてくれ。なにが、「うちの」のだ。おぞましい。

　まさか、野郎、わしに身元引受人になってくれと言うんじゃないだろうな。何でもありの奴だから、言い出しかねん。

　「さわらぬ神に」を実践しないと、ロクなことにならんだろう。やはり野郎からの電話を一切ネグレクトするのが賢明だ。