小泉に鉄槌を！

　朝は糞刻みのスケジュールであるから、新聞を読む暇がほとんどない。だもんで、新聞を読むのは、クソする時に限られている。

　ただ、リラックスしていないとクソが出ないので、スポーツ面か番組面しか、クソする時はよう読まん。それでも、いちおうは一面の見出しは見るようにしている。

　しかし、今日の一面の見出しを見て、本当に暗澹たる気分になった。小泉が総理にふさわしいと思っている有権者が50％強だと？　

　やっぱダメだ。国民のレベルが低すぎる。

　どうして、あの男のダメさがわからんのか？　具体的にどこがいかんのか書くといろいろと差し障りがあるので明言は控えるけど、ミーハーから選挙権を取り上げないと、本当に立ち行かなくなるだろう。

　小泉がいいと思っている連中に、日刊ゲンダイを読ませたい。ゲンダイもせっかく小泉のネガティブキャンペーンを展開しても、「盛り場ニュース」を載せているようではあかん。

※その昔、「盛り場ニュース」の情報を鵜呑みにして吐き倒れたことがある。指名できねぇじゃねぇか。

　何回も書いて恐縮だけど、国会議員の世襲制を本当になんとかしろ。立候補する本人もどうかと思うが、入れる方により問題があろう。何を考えて小渕の娘などに投じるのか、理解に苦しむ。

　もう何年も前の話になるが、中選挙区制だった時、うちの選挙区から石原慎太郎の長男が出馬した。「こんなのが当選するほど中野区民も渋谷区民も甘かないぞ」と思っていたが、石原軍団を総動員した選挙活動が効を奏したとかで、当選しくさった。

　なんでも、わしの出身小学校に渡哲也以下石原軍団が集結し、「太陽にほえろ」や「西部警察」の音楽をガンガンかけながら、応援演説をしていたそうだ。

　また、それを近所のおやじやばばぁが喜んで聞きにいくのだから、あきれ返ったわ。そういったミーハー連中がそやつに投票したのだろう。ったく、選挙は人気投票じゃねぇだろ。

　そいつが当選した煽りで、松本善明という弱い者の味方である立派な人が落選したのだから、世の不条理を嘆かないわけにはいかなかった。そして、今度は石原の三男まで立候補するだと？　いい加減にしろ。

　今まで、『どうせ自分が１票投じだって何も変わらんし、政治の「せ」の字も知らんような奴と同じ１票』と思って、麻雀とか学生野球にかこつけて、あまり投票に行かなかったが、今度ばかりは行く。選挙当日は仕事であるが、たとえ土砂降りでも仕事帰りに足を運ぶ。

　今度という今度は、国民をなめくさっている小泉に鉄槌を！