見たぞ、早実魂
今日の日本シリーズは納得した。王監督の喜ぶ姿が何とも言えず良かった。同じように巨人の監督を解任された長嶋が女々しく巨人に拘ったのとは、実に対照的である。
さすが、早実OB。見事な早実魂である。
通常の年なら来年の春まで真剣勝負はないが、今年はこれからオリンピック予選がある。実力からすれば日本が出場できないことは考えられない。
が、なにせ監督がその女々しい男だからなぁ。その野球頭の悪さは絶品だけに…。
ヘッドコーチが中畑だと? おっちょこちょいコンビがチョンボしそうな嫌な予感がする。
ある意味、今日の日本シリーズで最も胸をなでおろしているのはテレビ東京ではないか。フジテレビが王監督を愚弄するバカな番組をやったことから、今日の放映権が転がり込んできたみたいである。
第7戦まで行かないと絵に書いた餅になってしまうところだっただけに、3勝3敗になった時は、スタッフ一同は狂喜乱舞したらしい。
※20年ほど前、テレビ東京が1試合だけ巨人の公式戦の放映権を獲得したことがある。当時のプロ野球および巨人人気は今の比ではなかったから、それこそテレビ東京にとって虎の子の試合であったろう。しかし、その試合が雨で流れてしまった。さぞかし当時のスタッフは吐き倒れたと思われる。
そういや、今日、江夏が解説やっていたな。江夏の解説といえば、1983年の西武−巨人の第6戦のゲスト解説で、差別用語を使ったのを思い出す。「うちのソレイタやロッテのリーは、永射君には全く×××ですから」と言ってしまったのだ。
しかし、江夏本人はまったくイノセントであったろう。放送の終わりに放送席が映し出され、盛山アナが、「先ほど、江夏さんの発言に差別用語がありました。お詫びいたします」と言う横で、江夏はキョトンとしていた。そういう前科がある御仁だけに、テレビ東京も冷や冷やしていただろう。
今日もかなりの視聴率であったろうと思われるが、今までテレビ東京が最高視聴率を記録したのは、あのドーハの悲劇の試合である。しかし、ああした結果になったあけに、最高視聴率祝賀会はしめやかなものになったという。
そして、明日、スカパーフジでドーハの悲劇の試合が丸々放映される。当時の試合を録画していたのであるが、あまりのショックで録画したやつを消してしまった。
だから、明日は11年ぶりにフルにその試合を見ることになる。しかし、今もって冷静に見れる気がせん。
しかも、明日は夜10時からの放送で、終わるのは12時。おそらく興奮して寝られまい。
それに備えて、明日はたっぷり昼寝するとするか。
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