ナゾのおばさん


 ここ数日、胃痛のことが引っかかっていただけに、昨日の無罪判決はなんとも心強かった。それで、今日は朝から気分が良かったのであった。

 もちろん、今日の昼も信玄亭だ。今日は気分を変えて、中華ライスとギョーザにしようと思った。

 で、そう注文したら、「中華ライスはできない」だと? なぜだ? しゃあねぇから、ワンパターンのチャーハン&ギョーザにしたけど、なんか納得がいかんかった。

 それはそうと、もう1時過ぎに信玄亭に行くのはやめようと思う。というのも、その時間は客がほとんどいないからだ。

 客が少ないとオヤジとツーショットになる確率が高く、オヤジの不思議時空に誘われてしまう。というわけで、今日は完全に不思議時空に巻き込まれてしまった。

※不思議時空とは、「宇宙刑事シャイダー」に毎回登場する、不思議獣のホームグラウンドのことである。「宇宙刑事シャイダー」は、わしが大学3年の時に放映されていた番組だが、大学生になってまでそんな番組を見ていたのは、女宇宙刑事・アニーのパンチラ・アクションを楽しみにしていたからである。

 で、アニー活躍編のビデオを借りようとツタヤに行ったら、「宇宙刑事シャイダー」全12巻のうち、アニー活躍編だけがレンタルされていた。


 で、オヤジのくだらない話に付き合わされて吐きまくっていたら、45くらいのおばさんがやおら店に入ってきた。オヤジが「どうも」なんて親しげに声をかけたから、その人は近所の人か常連なのだろう。

 これでオヤジとのツーショットを免れたと思ったら、そのおばさんはトイレに直行。そして、しばらくしてから出てきたが、そのまま無言で出ていった。

 
ということは、そのおばさんは、信玄亭に入るまでクソとの闘いを繰り広げていたってこと? それで、信玄亭を公衆便所変わりにしたわけ? 

 しかし、そのおばさんとオヤジとの関係はどうなっているんだ? それに、オヤジはよく文句を言わなかったな。とにかく、信玄亭にはナゾキャラが多過ぎる。

 そのおばさんが出て行ったおかげで、またオヤジとのツーショットになってしまった。それで、「実はさぁ、上の兄貴も独身で、小川の家に1人暮らししてんだよ。俺はさぁ、兄貴が押しかけてきたんで、新宿御苑のアパートにいるの。で、兄貴は52で、俺は46。お兄さん、いくつ?」と聞かれた。

 とりあえず、「34歳」と、定期券に印字されている年齢を言っておいたが、
オヤジにもシャミを引いているようじゃ、わしも終わりだ。

 さて、明日は、久々の日曜の休日。特に予定がないのがハガいけど…。でも、まあいい。来週の日曜はマーをやることが確定しているし。

 明日は、家で思い切り羽を伸ばすとするか。

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