合掌・白井義男氏


 朝、例によってクソしながら新聞を読んでいたら白井義男氏の訃報が目に飛び込んできた。氏からサインをもらったことがあるし、自伝とかも読んでいたので思わず声が出てしまった。

 白井氏は本当に好々爺という感じで、高校生の時にボクシングの試合会場でサインを求めたら、えらい喜んでくれたもんだった。

 白井氏は日本人初の世界チャンピオンとしてあまりにも名高いが、当時はたった8人しか世界チャンピオンがいなかったのだから、その価値がわかるというもの。

 今は階級が細かく分類されているうえに、IBFとかWBOとかわけのわからない団体もあって、チャンピオンが何十人もいるのだから…。

 白井氏といえば、カーン博士との師弟関係で有名である。1983年1月に朝日新聞に連載された2人の話は感動的であった。

 それと、白井氏は解説がうまかったことでも知られる。「郡司さんの採点では」でお馴染みだった郡司氏とのコンビは、本当に名コンビであった。

 白井氏が言っていたことで印象に残っているのは、「試合前は全く眠れず、寝床で何日も白い天井を見ていた」ということと、「チャンピオンというものは、最後は負けて終わるべきだ」ということである。後者は、アリスのヒット曲「チャンピオン」に通ずるものがあろう。

 というわけで、今日は喪に服していたので、フリー雀荘には行かず。
その代わり、近所のコンビニで、「アカギ」を立ち読みしてきた。

 アカギが連載されている「近代麻雀」は毎月1日発売なのだが、1月号は12月下旬に発行されるのである。

 
しかし、鷲巣がアカギのリーチにを打つかどうか迷っているシーンで今月号が終わるたぁ。読者をなめるのも大概にせぇよ、福本伸行!

 明日は無難に床屋に行くか、それとも今年最後のフリー雀荘に出陣するか、今、激闘中である。

 スカパーの麻雀番組見ながら書いているけど、おい〜、金子〜、プロがノーテンリーチするなよぉ。何が、「あっ」だ。ヒラヤマじゃねぇぞ。


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