今日、選抜高校野球の組み合わせが決まった。いつもながら組み合わせの結果を聞く時は緊張してしまう。
今回の組み合わせを見てまず思ったのは、「有力校が左ブロックに集中したな」ということである。右ブロックに入った有力校は遊学館と広陵だけだが、両者は2回戦で当たるし、全体的に波乱含みな感がする。
次に感じたのは、「柏崎高校が1回戦でさして強くない斑鳩と当たったのは高野連の思惑通りだな」ということである。もし智弁和歌山なんかと1回戦で当たって、20点とか取られたりしたらシャレにならない。
柏崎高校が開幕戦に登場も出来すぎの感がある。これで蓮池さんを開会式に招待し、そのまま母校の応援という形になったわけである。
※柏崎高校が21世紀枠の候補になった時点で、絶対選抜されると思った。蓮池さんを甲子園に招待すれば大きな話題になるだろうからな。
それにしても、今年は高野連による恣意的な選抜が目についた。まず、近畿大会で1回戦で敗退した近大付が選ばれたことにアヤをつけたい。
大阪勢はすべて近畿大会の1回戦で姿を消したので、75年ぶりに選抜に大阪勢が出れないことが確実視されていた。しかし、それでは大会が盛り上がらないから、秘めた実力を買ったとかいう牽強付会的な理由で近大付を選んだのである。
そうした例が近大付だけだとあまりに露骨なので、都大会準優勝の世田谷学園を落として、関東大会ベスト8の桐蔭学園を選んで、秋季大会の成績がすべてではないとアピールしているところに高野連のあざとさを感じる。佐賀東が落ち柳川が選出されたのも、福井商を落とし福井を出したのも同様だ。
肝心の優勝争いだが、浦和学院が最有力か? ただ、打線が昨年のチームより劣ることとエースの須永が急に崩れることが心配である。2回戦で当たるだろう智弁和歌山戦が大きなヤマとなろう。
組み合わせから、ベスト8は、浦和学院−徳島商、中京−明徳義塾、広陵−宜野座、東北−東洋大姫路か? そして、ベスト4は、浦和学院−中京、広陵−東北と見る。
今年の出場校には昨年の報徳学園のような抜けた存在がないだけにアっと驚くチームの優勝もあるかも。
にしても、高野連、使えん。なぜ、21日の祭日から大会を始めんのか。本当に融通のきかん奴らだ。
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