ばばあが店番


 今日、A4のコピー用紙を近所の文房具屋に買いに行ったが、あいにく休んでいた。雨が降っているのに、イチイチはがい。

 しかたなく足を伸ばして駅の近くの文房具屋まで行ったが、
ここではまった。

 店に入ると店番によれよれのばあさんしかいないので、いやな予感がした。案の定、そのばあさん、A4コピー用紙がある場所がわからん。

 しゃあねぇから、わしが探し出した。しかし、何で客がさがさないかんの? 

 その値段は1000円だった。
そこでばあさんが「消費税が入って1500円ね」とのたまわった。消費税は50%じゃねぇ。

 「1050円ですよ」とわしが言っても理解できなかったようで、ばあさんはおもむろに家の者を呼んでたずねた。「いったい、いくらなの?」

 
家の奴がいるなら、そいつが最初から店番してろ。


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