デビルマンに怯える


 今日こそ9時に寝るぞと思い、昨日に引き続き速攻で帰って来た。

 しかし、携帯が「デビルマン」を奏でるのが怖く、落ち着かない時間を過ごした。いくらなんでも3日連続不毛な話しを聞かされるのはしんどい。

 もし今日も絡まれたら今日こそ高山病で死ぬだろう。ここはヒマラヤかよ。

 果たして、午後8時過ぎにデビルマンの曲がかかった。発信先を見たら、そうだろう、そうだろう、奴の番号であった。これからまた強引に家に来るってんじゃねぇだろうな? 

 で、恐る恐る電話に出たら、すごい明るい声で、「今日、向こうから連絡が携帯にあったよ」と言ってきた。喜ぶのはいいがよ、この先、どうなっても知らんぜ。

  で、「明日、飲まないか? お礼がしたい」だって。「お礼などいいから、麻雀のメンツを集めろ」と言ったら、「麻雀する気にはならない」と返ってきた。

 精神的に揺れている時は、このわしでも麻雀などする気にならんがな。
そういや、奴には麻雀の貸しが相当あったな。

 おい、女のマンション代払う前に、わしに借金を返せ。
とりあえず、明日も早く寝たいし、飲みは後日にということにした。

 今、10時か。さすがに9時には寝れんかったわ。

 明日も出勤か…。あ〜、時間が1週間戻ってくんないかな。



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