説明中に闘う


 今日の昼メシは、土曜のリベンジをしようと、信玄亭へ行った。今日はしょうが焼き定食を注文したが、わしが店にいる間も、おやじはやたらと3軒ほど先にできたラーメン屋の客の入りを気にしていた。  

 「おやじ、心配すんなよ。俺は浮気しないからよ」と思ったが、店出た後、そのラーメン屋を見て、「あ〜あ」と思った。12時前なのに、ほぼ満員だったのである。

 ただ、そこにも入ったことのある同僚の話だと、そのラーメン屋のラーメンは何の変哲もないトンコツ味だそうだ。なんで、その客らは一見の人達だろうと思われる。いや、そうであってほしい。


 うむ〜、こうしてみると、わしもおやじに情が移ってしまっているようである。
 

 信玄亭を出たわしは、東急ハンズに歩を進めた。というのは東急ハンズで、PCトルンネックレスを買おうと思ったからである。前にも同じようなネックレスを持っていたのであるが、キムラ時に置き忘れてしまったくせぇ。で、ずっとしていなかったら肩の凝りがひどくなったので、今日こそ買うつもりだったのだ。

※さしものわしも、店にそのネックレスをよう取りに行けんかった。  

 で、売り場に行ったら同じようなネックレスが幾つかあったので、そこにいた店の女性にどれがいいのかを聞いてみた。そしたら、その人は立て板に水の如く説明し始めた。

 
ところがである。その人が説明し出してすぐクソ位が…。しょうが焼き定食がもう来たのではないだろうが、何でこういう時にくるんだ?

 さすがに説明し始めたのをすぐに遮るわけにもいかず、
闘いながら説明を聞くハメになった。今回も苦しい闘いであったが、なんとか勝利してトイレに駆け込んだ。

 しかし、もしトイレが空いていなかったら御陀仏であったろう。そして、よくぞあらかじめトイレの在りかをチェックしていたと思った。
トイレを事前にチェックしていた自分を誉めてあげたい。  

 で、勝利した満足感に浸りながらトイレから出たら、外で待っていた学生ふうの男が「すいません」と言いながら、血相を変えて入ってきた。そいつは、わしがしている最中、壮絶な闘いを展開していたのであろう。そいつがKOされなくて良かったと心底思った。KOされたらわしのせいであったろうからな。

 
それにしても、どの店でもクソ用のトイレが少な過ぎる。今日入ったところも一つしかなかった。

 トイレは社会資本であるので、行政からもっと多く設置するよう各店舗に指導してもらいたいものだ。



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