高田馬場の誓い再び
今日は休みであったが、6時半から飲み会があり、渋谷まで出向いた。
しかし、予約していた店が南口にある大歩道橋の向こう側にあるんで、醜態をさらしてしまった。
名うての高所恐怖症のわしにとって、歩道橋は大鬼門なのだ。しかも、その歩道橋はすごく揺れることで有名なので、なおさらわしは嫌いなのだ。
で、歩道橋の上を全力で走り抜けるといういつのも行動に出た。それはいいのだが、問題は階段を降りる時である。
物凄いへっぴり腰で階段を下るので、はたから見て無様もいいところ。しかし、そんなのは眼中にねぇ。わしとしては、とにかく一刻も早く歩道橋を通過したいのだ。
さすがに月曜の夕方6時半では人が集まらず、地方から上京して来た後輩、渋谷近郊で働いている後輩、そしてわしという3人だけで飲んだ。
飲んだといっても、わしは今日は最初からライチージュースであったが。しかし、初めて飲んだそのライチージュース、すこぶるうまかった。ライチージュースは今日行った店でしか飲めないのか?
それはそうと、今日集まった3人は、奇しくも「高田馬場の誓い」の3人であった。サークルの同世代で、いずれもチョンガーの3人は、数年前に高田馬場で、「我ら3人、生まれた日は違えども、身を固める時はいっしょ」と誓ったのである。これは三国志の「桃園の誓い」に匹敵する固い誓いといえよう。
そして今日、その誓いを再確認した。桃園の誓いの3人はバラバラに非業の死を遂げたが、我々3人に限ってそういうことはないだろう。
なによりも今日の収穫は、先日手に入れ損ねた「タイガーマスク」の本を手中にしたことである。しかし、よくぞその本を買っておいてくれた。さすがはキムラ玄徳の義弟である。
で、さっそく帰ってすぐ読んだ。それをしらふで読みたかったので、今日は酒を飲まなかったのだ。
その本はなかなか濃い内容で、わしのようなコアなファンも十分納得できるものであった。ただ、やはり「平成虎の穴」を凌駕するには至ってはいなかったといえよう。それは、その本がどうのというより、「平成虎の穴」が凄過ぎるだけなのだが…。
今日読んだタイガー本に浅草キッズの対談が載っていたが、彼らは歳からしてタイガーマスクの本放送を見ていないであろう。本放送は木曜の夜7時からやっていたのであるが、あまりの怖さに裏番組のタイムショックにチャンネルを変えた経験は彼らにはあるまい。
さて、明日も休み。本当は今一番忙しいから休むのはまずいんだけど、最近は火曜も出勤できない体質になりつつあるのでしゃあない。
明日は、高校野球のページを執筆するつもりである。
次のページへ進む | 前のページへ戻る |
日記目次へ戻る | トップページへもどる |