間の悪い電話


 今日も休みであった。それで一日ウダウダしていたわけであるが、昼に住友林業に耐震補強のことで電話した。

 今までやろうやろうと思いながらもなかなかアクションを起こさなかったのであるが、ついに今日腰をあげたのだ。  

 本当なら区役所に業者を紹介してもらい、助成金をもらいたかったところであった。しかし、先日書いたように、バーゲンが終わってしまったのだからどうしようもない。そこで、5年前にリフォームしてもらった住友林業に電話してみたのである。  

 そしたら営業の人が出払っているとかで、5時以降に向こうからかけてもらうことにした。5時以降に指定したのは、電話に関してはいつの間の悪いわしのことなので、昼寝中にかかってくると思ったからである。  

 で、昼寝から起きたのが5時ジャスト。いつもならここで風呂に入るのであるが、電話があるといけないので、風呂に入るのを控えた。

 しかし、6時半過ぎても一向にかかってこない。さすがに業を煮やして7時に風呂に入ったが、風呂に入ってすぐに電話が鳴るのが聞こえた。  

 そしたら母親がノックもせずに風呂のドアをあけ、「住友林業から」と、受話器をよこした。


 
しかし、何という間の悪さ。ただ、こうしたことは、電話に関してはいつの間の悪いわしには珍しくないことなのだ。

 昔も当時独身であった後輩が一日家にいたのに、たまたまそいつがゴミを捨てに行っていた時に電話をかけ、留守録に入れるということがあった。先日も、そいつの家に電話したら、夫婦して子供を寝かしつけていて誰も出ないというハガい目に遭った。

 で、結局、住友林業の営業マンと風呂の中から話すということになった。風呂で話すと声が変なふうにくぐもるので、向こうに風呂から話していることがバレバレになってしまった。

 みっともないこと、この上なかった。しかも、湯船の中から話し込んだので、あやうくのぼせるところだった。

 それにしても、住友林業にして良かったといえよう。見積もりはただでやってくれるというし、図面があるからある程度どこを補強したらいいかもある程度わかるらしい。いちおう上限は30万ってところか?

 そういや、このところアホ後輩から連絡がないな。
便りのないことは無事の証拠というが、果たして、奴の不倫に関してその言葉が当てはまるのか? 
 
 でも、油断しないでおこう。奴の愛人は、まだせ×り期間中かもしれんしな。


 さて、今日で休みも終わり。明日からはまた忙しい日々が待っている。

 巷からすれば高が知れているが、わしにとってはハガいんじゃい。

 よっしゃ、今日も早く寝るか。



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