カレー丼


 昨日ムチャクチャ眠かったので、10時過ぎに床に入ったが、なぜか寝そびれ、眠りに落ちたのは11時半頃であった。そのため、前々日の寝不足を完全に取り返すことができなかった。

 だもんで、今日こそ45分は昼寝をしようと思い、吉野家で昼飯を食べることにしたのだが…。

 店に入ろうとしたその刹那、「カレー丼、始めました」の看板が目に入った。今日も「つゆだく」並とけんちん汁を頼もうと思っていたのだが、
その看板に心を揺らしてしまった。

 果たして、牛丼か? カレー丼か? 

 カレーは一番好きな食べ物の1つだし、かといって、吉野家の牛丼はこれから食べられなくなるかもしれない。
しばし葛藤したが、店に入ってカレー丼の実物を見てから決めることにした。

 で、先客が食っているカレー丼をチェックして、カレー丼を注文することをやめた。というのも、タマネギが具の中にかなり入っていたからである。

 別にタマネギは好きでも嫌いでもないが、タマネギカレーにトラウマがあるので、タマネギが多いカレーは未だに好きくないのである。

※恐怖のタマネギカレーに出会ったのは、早実の地下食堂にてであった。そのカレーを初めて見た時は、まさに目が点になった。というのは、ルーよりもタマネギの方が多かったからである。大盛りを頼んでいたことで、後悔という名の地獄に落ちたわしであった。

※そのあまりのまずさに頭にきたのか、カレーが高校の正門のところにぶちまけられていたのを見たことがある。しかし、現場を張本に取り押さえられたら、下手人は間違いなく死罪になっていたことだろう。

※それから3年、まさか大学でもその地獄のタマネギカレーに再会するとは…。どうも高校も大学も同じ業者からカレーの元を仕入れていたくせぇ。新入生がそのカレーを食って以来、しばらくカレーを受けつけなくなってしまったという逸話もあるタマネギカレーであったが、さすがに今は駆逐されたようである。


 最後に、カレー丼とカレーライスとの違いは、ルーがご飯の全面にかけられていることだけであるということを言っておきたい。そして、カレー丼は、水とレンゲとともにお盆に載せられて出されるということを記して、今日は脱稿ということに…。


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