自ら不思議時空へ
今、イラン−韓国という、日本にとってはえぐい国同士の対決を観ているけど(前半25分で2−2のノーガードの打ち合いをやっているぞ)、まだ興奮している。やはりPK戦は心臓に良くない。
それにしても、0−2からよく勝てたもんだ。これを決められたら負けという死の淵から3度も甦ったのだから、日本も神も今日は運も良かった。
しかし、審判の判断は意味がわからん。なぜ、中途半端なところでPK戦の場所を変えたのか? もしあのまま日本が負けていたら、大問題になっていただろう。
※神の、「相手は日本選手がはずす度にはしゃいでいたが、ああいうことをやっては絶対にダメだ」というお言葉にはうなった。さすが、神。でも、相変わらず、選手起用はシャワシャワであった。
どうでもいいけど、今日、タイソンが4ラウンドKO負けしたとか。もうタイソンも終わりだな。ここんとこの試合は、見るに耐えないほど、パンチにも動きにもスピードがなかったからなぁ。ちょっともう、哀れだ。
またも閑話休題。今日も胃の調子がイマイチだったものの、やはり、信玄オヤジを裏切ることはできなかった。今日の昼もチャーハン&ギョーザと相成った。
今日はオヤジと山ちゃんしかおらず、わしが暖簾をくぐった時にはすでに不思議時空が形成されていた。それを遠巻きにしたのは言うまでもない。
信玄亭ではいつもラジオがかかっているのであるが、そこに、DJが高校野球のことを話し出した。それを聞いた山ちゃんが、「昨日、延長何回だっけ、凄い試合があったんだって」と切り出した。するとオヤジが、「ああ、PL〜♪」とPLの校歌を歌い出しやがった。
こうなったら黙ってはおれん。自ら不思議時空に入って行ったのであった。
しかし、会話が噛み合わねぇ。特にオヤジとだ。わしが一生懸命PLの話しをしているのに、「昨日は阪神負けちゃったよ」と、全然違うしに持って行こうとするのだから、どうしようもねぇ。すぐさま不思議時空を飛び出したわ。
それはそうと、意味がわからなかったのは、わしの次に来た客が「しょうが焼きライス」を注文したところ、「チャーハン用のごはんならあるけど、チャーハン以外のごはんはないよ」と返したことである。
なんだ、そりゃ? チャーハンも他の料理用のライスも、いつも同じ釜から出しているじゃないか。その不思議獣ぶりにはついていけんわ。
PLと大阪桐蔭は、最後にPLの勝負強さが出たようである。PLという名はわしにとって別格だけれど、今回のPLの扱いは難しい。
優勝候補とまではいかないにせよ、他の高校にとっても、わしにとっても、厄介な存在になろう。明日から、その戦力をじっくり吟味したい。しかし、大阪桐蔭を見たかった。残念だ。
返す返すも不覚だったのは、今日の帰りに床屋に行ってしまったことである。その床屋ではいつも甲子園クイズをやっていて、優勝校を投票させて当たったら床屋の商品券をくれるのであるが、昨日行った時点では床屋が大阪の代表をまだ把握していなかったんで、企画前だったのである。
たかが500円、されど500円だ。もしその企画に参加していたら、東北にしていたのによ。これでケチがついたな。東北は蹴飛ばしだ。