男のおしゃべり


 今日は仕事がお手すきであった。12月はどの会社も忙しいとのことであるが、例外のない規則はないということである。

 そういや、こうした12月の暇な時期、昔のわしの上司が自分のデスクで年賀状書きをしていたな。100枚くらいの年賀状をこれ見よがしに積み上げて、一心不乱にペンを走らせていたけど、仕事中にそんなことをしていいのか? 

 それを見たのは、わしが勤めてまだ1年にも経たぬ時であったが、その元上司といい、二日酔いでガンガン出前を取っていた大納言といい、随分ぬるい職場と思ったもんである。
そうした甘い環境がわしを退化させたのであろう。

 
「裁判員法」にはあらためて疑問を感じた。トーシーローに裁けってのは無理な相談だよ。国民の68人に1人は一生のうちに一度は当たるということであるが、そんなもんに当たったらシャレにならん。

  70歳以上の高齢者、学生、病人、育児・介護で手を話せない人、仕事を休むと著しい損害が出る人などは辞退できるというけど、わしはどれも当てはまらん。
「仕事を休むと著しい損害が出る人」 is far from me.

  対象は重大な刑事事件であるから、下手な判決を出したら、被告やその家族に恨みを買うだろう。それがその筋の人が被告だったら、なおさらヤバい。被告にしたって、例のアホ主婦などに裁かれるのはご免だろう。

 そして、なんといっても、うざったいのが守秘義務である。
かの白木葉子が、「男のおしゃべりは最低よ」と力石に言っていたけど、わしにダマになれというのは無理な相談だ。

  とかなんとか言いながら、今日は平和な日であった。明日以降も平和な日が続いてほしいのものである。
でも、ハガいことがすぐに起こるんだろうなぁ。


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