床屋でチンチロリン

 
  6日間の入院生活で、すっかり体内時計が狂ってしまったようである。今朝も、6時過ぎに目が覚めてしまった。それも、昨晩は寝そびれたというのに。

 昨晩は、
えらい久々に1人カルピスをした後、11時過ぎに寝床に入ったことで余計なことを考えてしまった。それは、入院していた病院で亡くなった人の霊がわしに憑依したのではないかということである。

 
うわぁぁぁ。今、物凄い鳥肌が立ったぞ。

 それはともかく、それを思って昨晩は帰って早々電気つけっ放し攻撃に出たのだが、アイマスクの効果も虚しく、しばらく眠りに陥ることができんかったのだ。胃腸を傷めたことから、近所の女医に処方してもらった睡眠薬も使えなかったし、昨晩はまじでハガかったわ。

 で、今日は午後から床屋に行って来た。というのも、病院にいる間、ヒゲを剃ることができず、ルバング島の小野田少尉状態になってしまったからである。
しかし、このヒゲづらでは、看護婦にアタックしても玉砕が待っているだけであったろう。

 さすがの床屋のおばさんも、わしの伸び放題のヒゲに驚くかと思いきや、
「入院でもしていたのですか?」と言ってきたのにはびっくり。その千里眼、恐るべしだ。

 無事、ヒゲ剃りも終わり、カードで支払いを済ませようとしたら引き止められた。
「年末感謝祭ということで、今、サイコロゲームやっているんです。ぞろ目が出たら当たりでして、目に応じて商品券を出します。1・1が最高で、、当店で使っている業務用のシャンプーが当たります」と言われたのである。

  もちろん、嫌な予感がした。だいたい、この床屋ではそういうのでロクな目にしか遭ったことがない。いつぞやも、福引きみたいのをやらされて、B賞で50円しか当たらんかったし。

 ところが、なんと、1・1のぞろ目が出たのである。まじで目が点になった。
もしかして、わしってチンチロリンの才能があるのかもしれん。

 
と書きながら、まじで、怖い(現在、11時半)。しまった。余計なことを書くんじゃなかった。しゃあねぇ。今日も、電気つけっ放し攻撃に出るとするか…。

 しかし、いつになったら電気を消して寝れるようになるのだろうか?


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