6週ぶり
いろんな奴の「行くな」の声も何のその、信玄亭に行って来た。なんと、6週ぶりのお目見えだ。
わしが店に入るや否や、オヤジの目が輝いた。「また胃腸を傷めて、入院して来れなくて…」と詫びを入れたわしだったが、「どうせ、そうだろうと思ったよ」とは、何という言い草か。でも、まあ、それだけオヤジの信頼が厚いということか。
今日は、さすがにラーメン類は自重して、チャーハンを注文した。でも、チャーハンだけでは物足りなったので、メニューにない半ギョーザを頼んでみた。却下されるかと思ったが、快く引き受けてもらえたのは信頼関係がなせる業か?
ここで注目されたのは、半ギョーザの代金である。本来のギョーザは6個で450円。そして、チャーハンは600円。だから、杓子定規に半ギョーザとチャーハンを合算すると825円になる。
でも、請求されたのは800円。オヤジの度量の大きさに、「来週も来るからな」と思ったわしであった。
話は前後するが、わしが食べ出して5分ほどしたところで、山ちゃんが入ってきた。これで両雄が揃ったわけであるが、山ちゃんは野菜炒め定食を頼んだのに、「今日は麺が余っているから信玄ラーメンにしてよ」と、無理やりオーダーを変更させられたのは気の毒だった。
そういや、わしより先に入っていた2人のオヤジは、ともに野菜炒め定食を食べていた。それと、わしのすぐ直後に来た野郎(かつて2回もわしのボディーゾーンを侵略した奴)は、チャーハンを注文しくさっていた。
「うちはラーメン屋なのに、今日は誰もラーメンを食べてくれないんだよ」とオヤジは嘆いていた。ここはオヤジに言われた、「体は一つなんだから大事にしてよ」を肝に命じ、来週もチャーハンと半ギョーザにする予定である。
こうして、今日は平和な1日が流れた。果たして、この平穏な日がいつまで続くことか? せめて選抜が終わるまではと思うのだが…。
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