号泣組の証明
今日の午前中、同僚である号泣組所属の翁(おきな)に電話する用が生じた。
翁は土曜日が公休日である。それで家に電話したら、なんと、外出中とのことであった。今まで何十回となく土曜に翁の家に電話をかけたことがあるが、家にいなかった試しがない。それが号泣組の号泣組たる由縁である。
ま、どうせ、床屋に白髪染めに行っているか、つまらん本を買いに行っているかの、どちらかだろう。万が一にもわしを裏切る行為をしていたら、断じて許さん。もしそうだったら、わしは電車に飛び込む。
翁が何をしているのか気にしつつ、昼休みに、これもわしを決して裏切ることがないだろう信玄オヤジに会いに行った。
先週、「ご飯が余ってしょうがない」と言って嘆いていたので、チャーハンを注文したら、もうメシはないだと? この野郎、今日はメシを炊かなかったな。
しゃあないんで、野菜ツケを注文したのだが、わしが食っている途中で、初見参の若いデブが入ってきた。若デブがオヤジに、「ここのお薦めは何ですか?」と聞くと、「そんなもん、ないよ」だと。
なんだ、そりゃ? やる気あんのか? もしかしてオヤジは道楽で店をやっているのかもしれん。相変わらず、よくわからん御仁だ。
※どうでもいいけど、信玄オヤジと号泣組・翁のファーストネームが同じなのだ。それもあまりない名前で…。奇遇とか言い様がない。
信玄亭から帰って来たら、号泣組・翁から電話が入っていた。電話を受けたとっつぁんの報告によると、翁は白髪染めに行っていて、昼前に家に帰って来たそうだ。
せっかく白髪染めして洒落込んだんだから、どっかに遊びに行けよ。このままだと永久に号泣組のままだぞ。って、人のことは言えん。
でも、わしにはマーがある。今から、「ハッセン、イチマンロクセン」と、役満をツモった時の発生練習をしておる。
次の日へ | 前の日へ |
日記トップへ | HPトップへ |