ダマ多し、九州人

 
 
今日の2時過ぎ、またダマ氏の携帯の着信音が部屋の中でこだました。すかさず廊下に出たダマ氏だったが、「いえ、違います」と声が聞こえた。

 どうやら間違い電話だったくせぇ。
そうそうダマ氏に電話がかかってきてたまるか。

 今日、ダマ氏の声を聞いたのは、その「いえ、違います」だけ。
頼むから、もっとしゃべってくれよ。

 しかし、今度の日曜、そのダマ氏とツーショットでの出勤なんだよなぁ。果たして、わしはダマ氏との沈黙相撲に勝てるのか? 勝てっこねぇ。

 出身県は違うが、ダマ氏も、沈黙相撲の横綱も九州の出身。そして、カルピス話以外では寡黙なとっつぁんも九州人である。ということは、九州人はみんな無口なのだろうか? 

 それはともかく、誰かダマ氏に携帯のマナーモードに関して指導せんと…。たまにしか鳴らないとはいえ、やはり仕事中なのだから。
って、えらそうなことが言えた義理か! 

 というわけで、帰りに駅前の本屋で立ち読みしてきた。ちなみに、読んできたのは、
「ベースボールマガジン」と森村本である。

 1年半ほど前だったか、駅前の本屋がつぶれて不動産屋になったのだが、その不動産屋もあっという間に倒産してしまった。そして、今日、新たに芳林堂の支店がオープンしたのである。

 やはり、ある程度大きい本屋はいい。本の数がある程度あるし、気兼ねなく立ち読みできるから。

 惜しむらくは、釣り銭受けがレジにあって、お釣り作戦が封殺されていることである。ただ、今日のレジにいた女性は…。

 
明日、その突破の仕方をとっつぁんに教わるとしよう。その手の話では能弁になるのが、とっつぁんのたる由縁である。

 とっつぁんに秘術を伝授され、明日のレジ担当がきれいな人だったら、さっそく知行合一を実践する。
しかし、そういうこっちゃ、永久に結婚式の招待状を送れんわなぁ。


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