沈黙相撲
午前7時半:沈黙相撲に臨むに当たって、土・日に宅配される日刊スポーツを読む。
そしたら、思わず、「あぶねぇ」という声が出た。昨日の秋季ブロック大会決勝の結果が出ていたのだが、都立文京に4−3だと?
たかが都立を相手に、何をやっとるんだ。これじゃ、都大会で優勝などできるわけねぇ。最低でもベスト8以上にならんと、21世紀枠のチャンスすらないから、ベスト8には行ってほしいのだが…。
午前8時:家を出る。
ヒゲは伸ばしたまま。しかし、ヒゲが沈黙相撲のアドバンテージになるとは思えん。
午前8時半:ダマ氏と挨拶を交わす。
無論、これは会話にカウントされない。「おはようございます」は、ボクシングでいえば、ラウンドの開始にお互いのグローブを合わせるようなものだからな。
午前9時:たかだか30分の沈黙に耐えかね、携帯メールからMLメールに打電する。
始まったばかりでこれじゃ、先が思いやられる。
午前10時:声を発しないでいることに限界を感じ、印刷業者に電話を入れる。
大した用ではなかったのだが…。日曜だというのに、すまん。
午前11時:仕事に熱中する。
ともかく、やることがあって助かったわ。もし農閑期だったら、とっくの昔に沈黙を破っていただろう。
午前12時半:仕事が一段落したので、手弁当をデスクで食べる。
ここまでダマを押し通した自分を褒めてやりたい。しかし、有森祐子は大嫌いだ。
午後1時半:携帯メールからMLメールに2度目の投稿をする。
「もう限界だ。誰ぞ、助けに来てくれ」と打ったのに、誰も来ないとは…。一度、画伯、マイノリティ、セイウチらに、「いざ鎌倉」を説いて聞かせんとあかんな。
午後2時:ついに、沈黙に耐えかねる。
「なんたらホテル天神に宿を取ったんですが、天神から中洲まで近いですか?」と、左ストレートを繰り出してしまった。ここで、力石戦においてジョーが先に左ストレートを打って出た場面を想起した奴は、わしと同じ感性の持ち主だ。
※昨日の晩、JTBのパックツアーを申し込んでいたのだ。にしても、福岡までの往復飛行機代+ホテル一泊で、32000円とは安い。最低でも7万はかかると思っていたわ。その差額は、当然、中洲代に使う。
というわけで、午後2時、沈黙相撲に敗れてしまった。ていうか、初めからわしに勝算のない戦いであった。
まだダマ氏の本当の力量はわからないが、佐賀の沈黙相撲の横綱といい勝負だろう。この2人による九州ダマ合戦は、まさにドリームマッチだ。
で、ダマ氏に中洲についていろいろ聞いてみた。そしたら、「知っている店、ありますよ」と言うので期待したら、「飲み屋ですけどね」だと。
アホか。誰が飲み屋などに行くかい。わしが聞きたいのは、キムラ店情報だ。こうなったらネットで探すまでよ。
そして、時は流れて…。
午後5時:床屋から帰って来る。
沈黙相撲に善戦したご褒美として、髪を切ろうと思ったのだが、待ち人が3人もいたんじゃ、きびすを返すしかねぇ。
さて、明日、あさっての休みをどう過ごそうかな。いずれにせよ、肥沃な連休になることは確かだ。惰眠、「近代麻雀」、「ウィニングイレブン6」、そして、「るるぶ長崎」…。
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