キムラ西へ・前編
朝からいきなりハマるかぁ。パンクチュアルはわしの数少ない売りなのに、山手線が遅れて、待ち合わせの11時ギリギリになるとは…。巣鴨近辺で線路に立ち入った野郎、許さん。
画伯の都合で行きの飛行機はマイノリティとツーショットになったけど、メフィラス星人の話で盛り上がった。悪質宇宙人、万歳!
しかし、行きの飛行機は予想外に揺れたな。マイノリティに言わせれば大したことはなかったそうだが、わしは怖かったんじゃい。
さすがに絶叫マシーンにはならなかったが、手汗をじっとりとかいたわ。飛行機は時間距離が短くていいけど、これがあるから嫌いなんだよ。
佐賀への高速バスでもマイノリティと2人だったけど、わしの暴言にマイノリティが吐いておった。
「たかが佐賀なのに、高速が混んでやがるな」、「totoをやっていた時に、鳥栖の勝ちにマークしたことが一度もねぇ」、「シャミもこんなところに住んでいるのか」などなど。その度にマイノリティに、「ここはアウェイですから…」と諌められる有様であった。
さて、肝心の結婚式だが、さすがに田舎の結婚式だけあって(また暴言)、盛大であった。食事もえらい出たし。
当然の如く、次は誰かということが話題になったが、わしでないことは確かだ。同席していたモモタンにその可能性があるかを尋ねたら、「一からやるってのは、今更面倒くさいですよ」との答えだった。偉い!男はこうじゃなくちゃいけねぇ。
しかし、シャミめ。去年の春に決めたのに、今年の夏過ぎまでひた隠しにしていたとは…。それと、シャミめ。「これからやるぞ」とマーに誘ったのに、断るたぁ。どうも、自宅で二次会が催されたくせぇ。
それで、その日に帰るモモタンを除く3人で、天神で飲むことにした。もちろん、わしは途中からの参加にした。その理由は、みなまで書かんでもええやろ。
そのことで頭が一杯で、地下鉄に乗る時、全自動改札でキップを取り忘れるとは情けない。それで、駅室まで戻ることになってしまった。
そういや、電車に乗る前にモモタンが闘っていたな。なんでも、前日にラーメンを食べ過ぎたらしい。にしても、他人が闘うのを見るのはオツなもんだ。
ここで、話は中洲でのことへ。
中洲は不案内だったので、タクシーで行くことにした。運ちゃんに口で場所を説明するのが恥ずかしかったので、行く店の場所をプリントアウトしたのを見せた。
「ここに行ってくれ」と言ったのに、「ああ、遊ぶところですね。中洲の×××街は道が複雑ですからね」だと。だから、わざわざ口に出さなくていいって。
店の前で降りたら、砂糖に群がるアリのように、何人もの呼び込みがわしを囲みやがった。そんなもん、即、無視じゃ。
今回は予約していなかったのだが、待合室には誰もいなく、30分待ちだったものの、看板の子を指名できた。
でも、よく考えたら、それも当然か。だいたい、Y原やKBK町と中洲では競争率が違う。Y原やKBK町は、首都圏の男全員が相手だからな。
しかし、名刺をもらえなかったぞ。「東京から来た」と言ったのがまずかったくせぇ。それだと、もう指名してくれないと思うだろうし。せっかくいい子だったのに、惜しいことをした。
それはそうと、画伯め。途中から飲みに合流したわしに、「このおじさん、本当に石鹸の匂いがする」って、当たり前だ。そういうところに行ったんだからよ。
それと、マイノリティめ。わしの「ツインでどうか?」という申し出を却下しくさって。まあいい。それなりに楽しい初日だったから。
ただ、シャミとの落差が…。かつては高田馬場の誓いの仲間だったのに、こなた、華燭の典。そなた、中洲でカルピス発射とは…。この差は究極タイガーだ。
こうなったら、明日、佐賀の敵を長崎で討つ!
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