格闘技観戦は3人
今日も、西武線の同じ箱に、昨日密着プレーをした姉ちゃんが乗ってきた。ということは、その姉ちゃんは、わしの存在に気がついていないのだろう。
毎日のように密着プレーをやったら気取られる。だから、今日は自重した。
このように押し引きをしているから、わしの印象が薄くなっているに相違あるまい。この辺はさすがのテクニックである。
閑話休題。今日は昨日より出勤者が多かったこともあり、大晦日の晩に何を見たか、何人かの人間に聞いてみた。
その結果、格闘技が3人、教育テレビの零戦特集が1人、何も見てなかったが1人となった。
紅白にチャンネルを合わせた人間が0だったのは、予想通りと言うべきか、さすがと言うべきか。いずれにせよ、それは気分のいいことだった。
格闘技好きのしゃれこうべが格闘技を見ていたというのは、当然といえば当然か。しゃれこうべに、「曙とヒョードルが見たい」と言ったら爆笑していた。この対決の深みがわかる人間がいたことがうれしかった。
意外だったのは、大納言と号泣組翁が格闘技を見ていたことである。大納言はわしに、「曙って、何か技を持ってんの?」と聞いてきた。そんなもん、ねぇよ。
ところで、号泣組翁は、今年も三が日に1人で鶴岡八幡宮に参拝に行ったのだろうか? 来週にでも聞いてみよ。
教育テレビの零戦特集を見ていたのはじじぃである。じじぃの話で面白かったのは、三菱重工の技師だった堀越とかいう人が軍部に、「零戦は構造的欠陥があるから、それを直すために予算を回しくれ」と頼んだところ、「そんなもの、大和魂でなんとかなる」と却下されたという話である。
如何にも当時の軍部らしい話だ。そんなんでアメリカに勝てるかい。
そして、テレビを見ていなかったのは、我らが上司である。「年末年始のテレビ番組を見ると腹が立ってくる」と言っていたけど、スポーツに興味がないと、つらいわなぁ。
真後ろの席のダマ氏にも聞き取り調査を行いたいところであったが、あまりのブラックホールぶりに聞く気が失せた。頼むから、もう少し話し掛けられるすきを見せてくれよ。
というわけで、今から冬彦タイムだ。
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