合掌・小沢章一氏


 週始めが火曜というのは、どうもリズムが合わない。前の日にスカパー!で
「歌舞伎町ラブコマンダー」を遅くまで見ているので、朝早く起きるのがハガい。それに、なんか電車も混んでいる。

 そんな中、ライブドアに捜査のメスが入ったというニュースには溜飲が下がった。こっちはいつもラッシュで吐いているのに、
「満員電車に乗る人の気持ちがわからない」なんて勤め人をバカにしている奴など、とっとと収監されればいいんだよ。

 そして、一文なしになっちまえ。
とにかく、ああいう輩は好きくない。

 というわけで、予告通り、午後からずらかった。午後から姿を消したといっても、個人的にセラピーを受けていただけの話である。


 でも、ハガかったのが、先方の都合で3時半からになったことである。わしは、12時半から暇だったので、休憩室でメシ食ってから、ぶらりと電車の旅に出掛けることにした。

 休憩室で昼寝していても良かったんだけど、休憩室は地下にあって携帯が通じないので、時間の変更メールが来たら困ると思って、地上にいようと思ったのだ。

 で、休憩室に行こうと思った矢先、他の部署の人から、
「小沢が死んだの知ってる?」と言われた。

 まじで絶句。そして、その人に昨日の日刊スポーツの切り抜きをもらって、初めてそのことを知った。小沢がパニック症候群だったことは聞いていたのだが…。

※小沢章一氏…あの荒木大輔と同期で、荒木とともに5期連続で甲子園に出場したセカンド。その華麗な守備、俊足、好打で、多くのファンが彼を80年代のベストナインに選出している。

 そのショックで、ぶらり電車の1人旅をやめ、漫画喫茶に行って、自分の掲示板に小沢氏逝去のことを書き込んだしだいである。

 あの華麗な守備を忘れることはできない。もし彼がセカンドでなかったら、80年夏の早実の快進撃はなかったであろう。

 謹んでご冥福を申し上げます。



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