「テリー伊藤」に物申す
去年の今日は、息も絶え絶えのなか、院内の売店に日刊スポーツとスポニチを買に行った記憶がある。そして、気力を振り絞って、各校の戦力ランクを読んでいた。
それに比較して、今年はなんとお気楽なことよ。西武線で密着プレーを堪能してから、日刊スポーツ&スポニチを買ったのだから。
惜しむらくは、今日が木曜でないことである。木曜だったら、キオスクの‘人’にお釣り作戦を展開していたのだが…。
というわけで、日刊スポーツとスポニチを手にしたぞ。当然、真っ先に見たのは早実の戦力評価である。
わしは両紙ともBランクにしているものと思っていたが、日刊スポーツではAランクだった。荒木の頃なら文句なくAランクだが、今年のチームは打てねぇからなぁ。Aランクというのはどうか?
とはいえ、スポニチのBランクは不承知だ。というのは、スポニチでは高岡商をAランクにしていたからである。いくら得点力不足でも、高岡商よりチーム力が劣るということはないだろう。
そして、早実の「主なOB」も速攻チェックだ。スポニチは、王監督と荒木大輔であった。で、日刊スポーツはというと…。王監督、荒木コーチに、テリー伊藤だと?
確かにテリー伊藤は有名人だ。が、選抜出場校一覧なんだから、野球関係者を載せんかい。
早実OBの元プロ野球選手なら、榎本喜八、大矢昭彦、川又米利、石井丈裕がいるじゃないか。特に榎本喜八は2000本打者だぞ。
※しかし、榎本喜八は超変人で、一度も名球会の会合に出席したことがないとか。
さて、肝心のAランク高校であるが、両紙ともAランクに推したのは、北から、駒大苫小牧、横浜、履正社、智弁和歌山、関西、清峰、八重山商工の7校であった。
意外だったのは、両紙ともPLをBランクにしていたことである。確かに、かつてのPLとは比べるべくもないが、PLは甲子園だと水を得た魚になるから不気味だ。
しかし、4日に牌を握れんのはすこぶる納得いかん。まじで、4日、わしにも打たせろ!
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