明るい仲間

　まったくもって、校正力のなさはどうしようもない。

　昨日の日記で、「道徳に時間に見た‘明るい仲間’を思い出せ」と書いてしまった。もちろん、「道徳の時間」の誤りであるが、デカ文字の箇所で間違えたのだから、みっともないことこの上なかったわ。

　今日は、午前中、病院に行って来た。今日はすいていて、わしの前に３人しか患者がいなかった。

　が、病棟で急病人が出たとかで、えらい待たされた。それでも、昨日買った、森村誠一の「マリッジ」を読んでいたので、そう長くは感じなかった。

　にしても、「マリッジ」は面白い。平凡なサラリーマンがお見合いパーティーで知り合った美女と結婚したところから話が始まるが、その面白さは、午後から浦田和子プロの店に行くのをやめた程である。

　当然、午後は「マリッジ」一色になると思ったが、昼寝をしてしまった。昨日９時間も寝たのに、これだからなぁ。その怠惰ぶりには、我ながら呆れてしまう。

　まだ昼寝真っ盛りの４時前、携帯が済美高校の校歌を奏でた。「この野郎、まだ昼寝中だぞ」と毒づきながら、誰からのメールかと確認したら、Ｘからだった。

　ということは、26日のメンツが確定したのか？　そう思うと、怖くてメールが開けなかった。

　ゲンダイを買うことでワンクッション置いて、勇を鼓して読んだら、「テッポウ野郎の同僚も26日はゴルフでダメということで、３月12日に、いつもの４人でやることに決まった」とあった。

　さすが明るい仲間だ。こうじゃなくちゃいけねぇ。

　しかし、よく考えたら26日に新人がゴルフでなかったら、わしを仲間はずれにしてやっていたということか。それを思うと、なんか面白くないな。

　まあ、いい。ともかく12日に牌が握れるのだから。

　機嫌がいいので、最後に、「明るい仲間」の２番の歌詞を書いておきたい。

　あいつがその朝、来なぁかった。
　ポツンと机が空いていた〜。
　なんだかやっぱり気になるんだよ、昨日のうちにごめんなと、言えば良かった、仲間だもんな。
　仲間、仲間、仲間〜。