税務署との闘い


 予定通り、午後から税務署に行って来た。弟の話では、確定申告が始まったばかりなのですいているとのことだったが、予想外に混んでいた。

 
これは時間がかかるな」と思ってクソをしたが、後にして思えば、それは正解であった。なんだかんだで2時間近くもかかったのだから。

 しかし、そういうところに行くとまずクソをしたくなる性分って、何なのだろうか? 言ってみれば、犬のマーキングか? 

 税務署に行ったら、確定申告のための特別な場所が設けられていた。わけがわからなかったので、その入り口で税務署のオヤジにどうしたらいいのか尋ねたら、空いている席に座って手を挙げれば、係の奴が来るという。

 でも、職員の数が少なく、挙手してもなかなか自分のところに来てもらえなかった。中にはきれいな職員もいたのだが、こうなっては誰でも構わない。そしたら運良く親切な感じのおっさんが来てくれた。

 おっさんに
、「母親を扶養家族に入れたいのですが。それで、今まで払い過ぎた税金を戻してもらえないでしょうか?」と言ったら、「お母さん、年金いくらもらっていますか?」と返された。

 その額を言ったら、
「それじゃ、戻ってきませんね」と言われ、眩暈を起こした。弟の話だと、20、30万は返ってくることのことだったのだが…。

 
「あの野郎、わしの半休をどうしてくれるんだ」と思ったが、そこは冷静に弟の携帯にかけてみた。「何かあったら、俺の携帯にかけろ」と言われていたのを思い出したのである。

 弟に電話したら、
「お前、遺族年金って、言ったか?」とアドバイスされた。

 そうか。それを言うのを忘れていた。おっさんに遺族年金と言ったら、
「遺族年金は非課税ですので戻ってきますよ」とのことだった。

 
やぶねぇ。弟に電話しなかったら、またしても税務署にしてやられるところだった。まさにタロウに助けられたセブンであった。←そんないいもんじゃねぇ。

 おっさんは実に親切で、書類の書き方を一から十まで教えてくれた。それでも、そういう申請は全くの初のことであり、5年分申請したので、予想外に時間を食ってしまった。

 でも、まあいい。2か月後に振り込まれるというから。

 しかし、2か月後というのはハガい。
もし1か月後だったら、甲子園行きの軍資金になったのによ。

 明日は、7時15分からフィンランド戦か。なんとかライブで観たいものである。



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