Papyrus


  家に帰ったら、ジャパネットたかたから電子辞書のPapyrusが届いていた。実は、早実優勝記念として、自分にプレゼントするつもりで、数日前に申し込んでいたのである。

 さっそく箱を開けてみたら、分厚い説明書があって気絶した。
400ページも読んでられるかい。

 説明書なんざクソ食らえとばかり、何も読まずに挑戦してみた。そしたら、けっこう操れたので納得。

 この電子辞書には90コンテンツ入っているが、最初に使ったのはブリタニカ辞典である。CMで、
「ブリタニカの辞典が全部入っているんですよ、みなさん」とジャパネットの社長が大騒ぎしていたが、今回Papyrusに決めたのは、ブリタニカ辞典が入っていると聞いたからである。

 で、
「ブリタニカ」のキーボードを押して、「イリエワニ」と入力してみた。

 そしたら、
「ワニ目クロコダイル科。全長7m。体色は暗緑黄色で、暗色の斑紋がある。ワニのなかで最も獰猛な一種で、人食いワニとしても知られる。卵生で、雌は川岸の堤などに土まんじゅう形の巣をつくり、40〜80個産卵する。アジア大陸南部、フィリピン、ニューギニア、オーストラリア北部などに分布し、淡水、汽水、海水のいずれにもすむ」と、詳しい説明が出た。

 ついでに、
「ナイルワニ」「ヌマワニ」と打ってみた。ナイルワニが載っていたのは当然として、ヌマワニが掲載されていたのには大感動だ。

 ヌマワニはマイナーなだけに、ブリタニカ辞典の奥の深さに感嘆したわしであった。

 明日、さっそくPapyrusを職場に持って行こう。そして、とっつぁんや号泣組翁に自慢してやる。

 
最後に、ナイルワニは全長6m、ヌマワニは全長5mであり、最強のワニは全長7mのイリエワニであることを記しておきたい。


 
            
これがイリエワニだ!

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