嗚呼、大山倍達先生
今朝もXに、「おはようございます、今、出ました」と、クソメールをした。おめぇ、着信拒否にすんなよ。
その後、テレ朝の「全日本高校野球選抜、アメリカ遠征記」を見ようと思ってチャンネルを合わせたのだが、長嶋の娘がナビゲーターだったので、即、大リーグ中継にチャンネルを戻した。
といっても、別に長嶋の娘が嫌いなのではない。有名人の子息がはびこる業界の体質が嫌なのだ。
今日はもう1つハガい番組がある。小泉をドラマにしただと? 日本テレビが制作ということは、小泉側から描いたドラマだろう。
そんなのを誰が見るかい。夜9時からは、テレ東のボクシング中継だ。
さて、ここから今日の本題である。実は、昨日、週刊現代に、「大山倍達、ゴッドハンド伝説のウソ」という記事が載っているのを同僚から聞いて、週刊現代を買って帰って来ていたのである。
しかし、倍達先生を信奉しているわしに、その記事をすぐに読む勇気はなかった。それで、今日の午後にその記事をようやく読んだのだが…。
特攻隊の生き残り、清澄山での特訓、牛殺し、戦後初の全日本空手大会での優勝、アメリカ遠征での連戦連勝、陳老人との試合が全てウソだと?
それじゃ、空手バカ一代は、全部梶原一騎の創作なのか? 漫画と実際の出来事の時系列が違うことや、最大のライバルとして描かれている中国拳法の達人・李青鵬が架空の人物であることは知っていたが…。
ということは、ヒグマとの死闘も、ヤクザを殴り殺したことも、FBIを指導したことも、柔道王・木村政彦との絡みも、事実ではないのか?
救いは、「伝説はニセモノでも、強さは本物」と、記事が結んでいることである。とはいえ、空手バカ一代に陶酔し、倍達先生を尊敬してきたわしには、何の慰めにもならない。
わしは、この虚脱感をどうすればいいんだ? あ゛〜、そんな記事を読むんじゃなかった。
果たして、空手バカ一代を再び読める日が来るのであろうか?
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