超オールドミス
今日は、30分だけいつもより長く残っていた。そのおかげでいいもんが見れたのであった。
5時半、何の気なしに隣の部署を見ていたら、超オールドミスのおばさんが物凄いけんのんな顔つきで、長である毛沢東主席の方へつかつかと歩み寄った。そして、一言。「私、いらないんですか?」 そう言い捨てて、帰って行った。
毛主席は鳩が豆鉄砲を食らったような顔をして、しばし二の句が告げないでいた。しばらくして、「なんだ、今のは?」との絶叫が聞こえた。
その気持ちはわかる。誰だってそんなことを言われたら唖然とするわい。
その超オールドミスのおばさんは、ここ最近、ずっと低気圧なのだ。というのも、今まで我々のフロアで唯一の女性だったのが、4月に感じのいい子が同じ部署に入って、みんながその子をチヤホヤしているからである。それで怒りが爆発したと思われる。
でも、しょうがないよ。新人の子とおばさんなら、男が1000人いたら1000人とも新人の子を選ぶって。
それにしても、超オールドミスのおばさんは、とことんひねくれている。昔からクセが強くて周りの人間が辟易していたが、更年期障害でよけい性格がきつくなったと思われる。
前にも書いたけど、超オールドミスのおばさんはガリガリに痩せている。それで、とっつぁんが「楼蘭ミイラ」とあだ名を付けた。あれではビューティーコロシアムに出ても改造のしようがない。
このところ、秋眠暁を覚えずになっている。季節を問わず、わしは最低7時間寝ないと身が持たない。今日も、1人カルピスなどせず、早く寝るかな。
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