大阪桐蔭、完敗
土・日は、日刊スポーツがサービスで宅配される。なので、土・日はスポーツ新聞を買わなくて済む。これは実にありがたい。
しかし、今日の一面はなんだ! 神田うのの婚約が一面だと? 思わず、「このバカ野郎が」と毒づいてしまった。
旬なタレントの婚約なら、一面に持ってくるのもわからないわけではない。性悪・3流タレントの結婚が一面たぁ、編集部は何を考えているのか。
他紙は真っ当な記事が一面だっただけに、日刊スポーツのレベルの低さは究極タイガーであった。いつもは行きの電車の中で日刊スポーツを読むのだが、今日は恥ずかしくて、ようカバンの中から出せんかったわ。
と、柄にもなく不機嫌攻撃をしてしまったのは、大阪桐蔭が近畿大会の決勝戦で完敗したことで不機嫌だからである。
今日は打てなかったことに尽きる。2安打1点じゃ、どうにもならん。1点は中田のホームランによるものだが、惚れ込んだ打線が2安打に押さえられたのはショックだ。
どんな打線でも、好投手にいいピッチングをされたら打てないのは30年の経験でわかっているのだが…。また、鬼のような打線が左腕にコロっといかれるのも何度となく見てきたのだが…。
エラー、フォアボール、暴投が絡んで3点を先取されたことで打線が焦ったのだろうか? でも、2安打ではいい訳できない。
裏を返せば、報徳の1年生左腕は凄いピッチャーなのだろう。1年生にしてこのピッチングとは、とてつもない左腕だ。
あと、スーパーエースの中田がマメをつぶして登板できなかったのが痛かった。エースが投げているかどうかで、打者心理が全く違うからな。
なんにせよ、これが選抜でなくて良かったぜ。もし選抜でこういう試合を見せつけられたら、今頃、吐き死んでいよう。
ともかく、大阪桐蔭にはこれを良い薬にしてほしい。去年の横浜も、関東大会の準決勝で名もない左腕投手に4安打1点に押さえられたのを糧にして、選抜で優勝したことだし。
しかし、神宮大会がつまらなくなったな。大阪桐蔭が出るなら観戦に行こうと思っていたのだが…。前田のツラを拝みに行くほど、わしはおめでたかない。
さて、気を取り直して、ヒッポリト星人後編をビデオ予約するか。大阪桐蔭完敗のショックでミスしないように気をつけねば…。
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