ツーベースを食らう


  今日も今日とて、号泣組翁はザトペック状態で仕事をしていた。特に午後2時過ぎが凄かった。一心不乱とは、そういう状態をいうのだろう。

 で、2時半過ぎ、まだ食事に行っていない号泣組翁に、
「今日は、メシ、何時に行くんですか?」と尋ねたら、「腹、減りましたよ」と返ってきた。


 
思わず「だぁぁ」と叫んだわしであったが、隣で聞いていたとっつぁんもずっこけていた。

 
頼むから、わしの問いにまともに答えてくれよ。そんな答えは、答案として0点だよ。

 号泣組翁には、簡単な質問は鬼門なようだ。
簡単な質問ほど、長打を打たれる率が高い。

 今日もツーベースを打たれたわけだが、わしが一番大きな当たりを食らったのは、
「みなとみらい線は、どことどこを結んでいるんですか?」という質問を投げた時である。「近いですよ」って、幼稚園児でもそんな答えはせんよ。

 号泣組翁は横浜で生まれ育っているので、みなとみらい線について聞いたのだが…。
しかし、こんなに気っ風の悪いハマっ子も初めてだ。

 号泣組翁は、先祖代々横浜に住んでいるそうだが、
まさにお家断絶の危機。本人は身を固めようと相当焦っているようだが、会話が成り立たないんじゃ、どうにもならん。

 それより、携帯電話をちゃんと携帯してくれ。
携帯電話をカバンの奥底にしまい込んでいる奴なんか、ふつういねぇよ。

 さて、明日、いよいよメール&インターネットが通じるようになる。それによって、また潤いのある生活にしたいものである。



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