オヤジの思い出話


  昨日のTVチャンピオン「小学生・地理王選手権」のレベルの高さは空前絶後であった。特に優勝した小学4年生は異常。全世界の国、首都、国旗、国歌を知っているとは…。

 
もしわしが参加していたら、STAGE3で落ちていただろう。

 だいたい、県別面積、世界の人口なんて、せいぜい10〜15位までしか押さえとらん。ましてや、世界の長寿上位国など、日本、アイスランド、スイスまでしか知らんて。

 それを、小学生なのに、前者は30位まで、後者は10位まで言えるのだから…。


 今日のオヤジの七回忌はつつがなく終わった。こじんまりやったのが良かったようである。

 当然、オヤジの思い出話が親戚のおじさんから出たが、一番インパクトのあった話は、オヤジが競馬場で50万を掏られた話であった。

 大穴を当てたオヤジが札束をビラビラさせていたら、
「だんな、凄いですね」と見知らぬおっさんに話かけられ、そのスキにそいつとレツの男に掏られたそうである。

 そこで次のレースで取り戻そうと大金を突っ込んだはいいが、掏られた動揺が残ったままだったことから、間違った馬券を買ってしまったとか。

 ところが、奇跡的にそれが来て、しかも相当の配当になった。結局、75万になり、掏られた金以上になったという。

 まさに漫画みたいな話。
わしも間違って隣の牌を切って、それが役満に成就しないもんか。

※昔、ヒットした「ダメおやじ」にこんな話があったぁな。
 オニババがダメおやじに馬券を買いに行かせたところ、ダメおやじは間違ったのを買ってきてしまった。当然、ダメおやじはオニババにボコボコにされた。しかし、間違って買った馬券が来たのである。
 オニババに珍しく褒められたダメおやじは、次のレースでは、オニババが言った馬券とわざと違うのを購入してきた。が、今度はオニババが言った馬券がきて、ダメおやじはどつかれまくられたのであった…。


 それはそうと、わしが死んだら、どんな思い出話をされるのだろうか? 
どうせロクなことを言われんのだろうな。



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