何をやってもダメだ
わしがやれるのは麻雀だけ。でも、見せ金がロクにない。そこで、馬場の点5の雀荘で打つことにしたのだ。
今日行ったのは、元麻雀大学である。麻雀大学はオーナーの勝見プロが非道の限りを尽くした結果、客がいなくなり、今は浦田和子プロプロデュースの店に変わったという。
それで行ってみたわけだが、ルールがイマイチであった。東南戦はともかく、親は和了らない限り流れるというのだ。
ま、それでも勝つ奴は勝つ。なので、わしもそのルールでやることにした。
卓についたら、いきなりチーチャだった。チーチャは嫌いだが、配牌が素晴らしかった。以下がその配牌である。
(ドラ)
しかし、この手がセメントづけ。まるで有効牌をツモらん。鳴こうと思えば鳴けたが、この手で鳴くのはいくらなんでも腰が軽すぎる。
そしたら8巡目、対面の若造からリーチがかかった。そんなもん、テンパッたら追っかけだ。が、つかんだのはドラの。
今の流れからすれば、ドラが当たる率は相当高い。回そうにも現物はなし。そこで、泣く泣く東を切った。よぇぇ。
そうだろう、そうだろう。対面に一発でツモられた。ドラは当たりではなかったが、どうあがいても和了れなかったわけか…。
次も、その次もいい配牌だったが、なんだかんだで和了れず。そうなると、以降は手が入らないのは必定。結局、その半荘は3チャで終わった。
この間、赤や一発で祝儀を払ったが、チップ1枚100円で助かったぜ。にしても、チップ1枚100円とは気が抜ける。以前わしが行っていた歌舞伎町のフリー雀荘は、チップ1枚1000円だったのだから。
その後、我慢の麻雀で連続2チャとした。その辺の精神力は、Xやアホ後輩とは比較にならない。
迎えた半荘4回目の東4局。トップ目のわしは親で、以下の手でリーチをかけていた。
(ドラ)
安いが巡目も早かったし、納得のリーチ。そこに、4枚目のを持ってきた。当然、喜び勇んでカンをした。
で、リンシャンから持ってきたのは。無論ツモ切りだが、それが下家の闇満に当たりくさった。よぇぇ。
それから、その半荘はジリ貧。降りて降りて、降りまくった。それでもラスを食らわなかったのはさすがである。
次の半荘で2チャになったが、そこでわしは席を立った。実は、ルール説明を受ける前に、新規の客へのサービスという抽選を引かされ、「半荘5回分のゲーム代無料」という券を引いていたのである。
それで、5回でやめたわけだが、わしもせこい。でも、これ以上やっても勝てないと踏んだのだ。
結局、麻雀でも勝てず。今は何をやってもダメだ。蟹座最下位の占い、恐るべし。
明日は大人しく床屋にでも行くとしよう。
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