沈黙相撲


 朝の打ち合わせに欠席者が3人もいたって、どういうこと? みんな、イチローと松坂の対決が見たかったのか? 

 そんだったら、わしも午前中出前を取って、リアルタイムで2人の対決を見りゃ良かった。でも、松坂が負け投手になったんじゃ、あきらめもつく。

 にしても、今日の松坂はついとらんかったな。相手ピッチャーに1安打ピッチングをされたんじゃ、どうにもならん。

 ていうか、相手が悪かった。相手のヘルナンデスは怪童と呼ばれ、20そこそこながら、メジャー屈指の投手なのだから。

 というわけで、仕事が終わってから、沈黙相撲を取ってきた。沈黙相撲の横綱が佐賀から上京するのだが、今日の6時半に都合がついたのはわしだけ。

 
まあ、ウィークデーの夕方6時代に飲みに行ける奴なんか、そうはいないわな。特に我々の世代は働き盛りなのだから。

 なので、しばらく沈黙相撲の横綱とツーショットで飲むことになった。
当然のことながら、会話の比率は、わし:沈黙相撲の横綱=9:1であった。

 それはそれでオツな飲みであったが、沈黙相撲の横綱め。フリー雀荘かキムラ店に行くことを提案したのに、断りやがってぇ。
せっかく田舎者に社会勉強をさせようと思ったのによ。

 
それより、左手の薬指に結婚指輪が光っていたのが納得いかん。「結婚する日は一緒」の誓いを破るたぁ。

 沈黙相撲の横綱とのツーショットから約2時間後、マイノリティが参上した。それによって、わしの会話率は下がったが、沈黙相撲の横綱の会話率は変わらずの竜だった。

 マイノリティは、ゴールデンウィークが終わったらしばらく祭日がないことで、今から闘っているとか。

 それは、勤め人なら、みんな一緒。6月に雨の日とかが制定されんものか。でも、それじゃ、祝日にならんわな。


 ちなみに、今日行った店は千両という店であった。ここは渋谷にあっては、珍しいサラリーマン向けの店であり、料理の値段もリーゾナブルである。

 さ、明日は日曜以来の休みだ。しかし、やることがぁ。



次の日へ 前の日へ
日記トップへ HPトップへ